杉江 松恋
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杉江松恋不善閑居 第18回本格ミステリ大賞贈賞式
6月23日は第18回本格ミステリ大賞の贈賞式及び祝賀会であった。 今回の受賞者は小説部門が『屍人館の殺人』(東京創元社)の今村昌弘氏、評論部門が『本格ミステリ戯作三昧』(南雲堂)の飯城裕三氏である。私はここ10年ぐらい式の司会を本格ミステリ作家クラブから仰せつかっているので、この日もその任に就いていた。 初めに太田忠司事務局長から選考過程について...
杉江松恋不善閑居 今夜本格ミステリ大賞のパーティにでかけるの?
昨日遅くまで本を読んでいたので、寝坊してしまった。それでも食事はしなければならない。投薬の都合もあるので。 本日食べたものはこんな感じ。 朝、昨日の余り物の汁にもずくを入れたもの。ヨーグルト(ジャージーのやつ)200グラム。 昼、子供といっしょに西瓜を1/8個。ゆで卵1つ。 このあと夜は本格ミステリ大賞贈賞式及び祝賀会なのである。私は...
杉江松恋不善閑居 ヨーグルトを食べる
1日に200グラムのヨーグルトを食べなければならない。 糖尿病改善のための栄養指導では、主食・蛋白質・油分といったように食品を分類し、それを決まった量摂るようになっている。体重などによって違いはあるが、乳製品ならヨーグルトで200グラムである。 以前にも栄養指導を受けていたことがあって、そのときも1日200グラムのヨーグルトを食べていた。言うまで...
杉江松恋不善閑居 世の中でいちばん食いたいもの
相変わらずの療養生活を送っている。 といっても糖尿病患者として血糖値を抑えるようにし、体重が増えないように気遣いながら日々そろそろと暮らしているだけである。 相変わらず悩まされているのが何度も書いている視界不良、そしてインクレチン注射の副作用による、食後の吐き気だ。前者については日光をあまり浴びないように気をつけたり、長風呂を我慢したりすれば発症...
杉江松恋不善閑居 色眼鏡で見る
昨日も書いたが、やはり日光と気温が現在の大敵になっているようで、強い陽射しの下にしばらくいると目眩がしてくる。このありがたくない視界不良問題についてはいろいろ調べてみたが、やはり起立性低血圧から来るものではないかという気がする。 起立性低血圧は要するに直立した状態で脳に血がいかなくなる現象なので、頭を高くしない、血液のポンプ能力を高める...
街てくてく~2018年の松本古本屋歩き
所用があって長野県の松本市まで行ってきた。 先月末に10日間ほど入院して以来ずっと引きこもって生活をしていたので、初の遠出である。用事そのものはすぐに終わった。空いた時間を使って松本市内の古本屋を回って来たのだが、わずか4kmも歩かないうちに例の視界不良になり、同行していた子供に助けてもらう羽目になった。 情けない。箱根から三島まで、一日に36k...
「翻訳メ~ン」2018年上期総括スペシャル/公開トークのお知らせ
二人合わせて翻訳メン! 翻訳ミステリーばかり読んでいる翻訳マン1号・川出正樹と翻訳マン2号・杉江松恋がその月に出た作品の中からお気に入りを3冊ずつ紹介するトーク配信番組。それが「翻訳メ~ン」です。 毎月お届けしております「翻訳メ~ン」ですが、今回2018年度上期の総括ということで特別企画、公開トークを行います。ゲストに文藝春秋翻訳出版部長・永嶋俊...
杉江松恋不善閑居 バイアグラよ!
退院後の日々について。 前に書いたとおり、蜂窩織炎で急遽入院し、退院後は再発予防のため血糖値を下げるための静養生活を送っている。本日で断酒して26日目である。ああ、飲まなくても平気なんだなあ、毎日飲んでいたのは単なる習慣だったんだなあ、と毎夜思う。 そういう意味では健康でいいのだが、どういうわけだか目眩に悩まされている。 どうも立ち眩みがす...
これが2017年の短篇ベスト、というアンソロジーが出ます
編纂委員に加わってから3冊目の『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』見本が送られてきた。2017年に雑誌発表された現代小説の秀作を収めたアンソロジーであり、現在は川村湊、清原康正、森下一仁と杉江の4名が編纂委員を務めている。 選考会議の席では何を残すのかでいつも大議論になる。最初に座長の川村氏を除く全員が自分のお薦めを挙げ、そこから削っていく形...
杉江松恋不善閑居 デブをやめろ!
前に書いたとおり、5月21日(月)に入院して30日に退院した。といっても快癒したわけではなく、自宅安静の状況である。昨日診察してもらったところ、6月8日(金)にもう一度診て、問題なければ以降は通院は必要ないとのことで、リハビリだと思ってそれまでは頑張るように、と申し渡された。何をがんばるのかというと、自宅で安静にするのを、である。したがって6月の前半は外に出...