杉江 松恋 一覧

杉江松恋不善閑居 魔の一週間を乗り切りました

某月某日 午前三時起きで前夜の原稿を片付ける。ここまでが前々日分。 千葉県のなのはなシニア演芸会がこの日に17日33公演の千秋楽を迎えるということで伺う予定だったのだが、午前中の原稿がなかなか終わらない。結局昼近くまでかかってしまい、慌てて家を出た。 1時間半ほどかけて会場の船橋市民創造館に着く。京成船橋駅に隣接したビルの6階にある会場だ。...

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杉江松恋不善閑居 打ち合わせを3本も入れてしまっていた

杉江松恋不善閑居 打ち合わせを3本も入れてしまっていた

某月某日 午前2時半に起きて前日分の原稿を片付けたのは昨日書いたとおり。そのまま寝ずに仕事をして、午前8時半に行き着けの医院に行ってきた。1月前にピロリ菌退治の薬を飲んだので、その結果を調べる検査なのだ。薬剤を呑んで息を吹き込むというものだが、途中で5分間横になれと言われ、ベッドに横臥したらそのまま眠りそうになった。結果はすぐに出ないので、また来なけれ...

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杉江松恋不善閑居 忙中閑あり、小田原・高野書店あり

杉江松恋不善閑居 忙中閑あり、小田原・高野書店あり

某月某日 早朝に起き出して前日書ききれなかった原稿の始末。ここまでは前々日のお仕事である。 〆切のきている原稿を一つ片づけたところで時間になって、外出した。切羽詰まった状況ではあるが、どうしても小田原に行かなければならない用事があるのだ。東海道線に揺られていく。仕事読書が幸い進んだ。 小田原に着いてまず向かったのが、ひさしぶりの高野書店であ...

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杉江松恋不善閑居 いまだ緊急事態の中におりますが私は元気です

杉江松恋不善閑居 いまだ緊急事態の中におりますが私は元気です

某月某日 おもしろいことは何もなく、ただただ仕事の一日。前日に書いた原稿は2本で1セットだったので、午前中のうちに終わらせてしまう。さらに、紙の雑誌でインタビューの著者確認が必要があるため、そちらを仕上げる。終わってからレギュラー原稿をもう一本。これは夜になってしまい時間切れとなった。深夜にたまたま目が覚めたので、早暁に終わらせてしまう。3本書いて勤務...

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杉江松恋不善閑居 原稿料のことを編集者が言うようになった。いいことだ。

杉江松恋不善閑居 原稿料のことを編集者が言うようになった。いいことだ。

某月某日 書かなければならない原稿の量からすると、一日に最少でも二本は終わらせていかないと週末を迎えることができない。一日二本、努力目標は三本、あわよくば四本、と考えて机に向かったのだが、折からの酷暑のせいかどうにも前に進むことができない。昼頃までうんうんと唸っていたら急に閃いたことがあって、そこからはするすると言葉が出てきた。そういうものだ。勢いに乗...

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杉江松恋不善閑居 ふと、モンキー・パンチ先生のことを思い出した

杉江松恋不善閑居 ふと、モンキー・パンチ先生のことを思い出した

某月某日 選挙に行く以外は外出せず、粛々と仕事を続ける。午後6時より、マライ・メントラインさんと芥川・直木賞予想対談。今回はマライさんの比喩を多用した表現が絶妙で、途中で何度も笑った。たぶん来週頭には公開予定である。 仕事の合間に、気分転換で名刺入れをちょこちょこ整理する。30年近くこの仕事を続けていると、やはり名刺も溜まるものである。中...

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杉江松恋不善閑居 2週間ほど修羅場になりますが私は元気です

杉江松恋不善閑居 2週間ほど修羅場になりますが私は元気です

某月某日 前日送った新人賞選評に若干の補足を加えて再送。午前中から外出して、都内某所にてインタビューを行った。先方の都合もあって正午前、休館中のビルでの取材である。冷房は動いていて助かった。 終了後、ダッシュで高円寺の西部古書会館へ移動する。西部古書展を覗き、あれこれ物色。浅川玉兎『楽理と実践長唄の基礎研究』が200円だったので購入する。すぐまた...

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杉江松恋不善閑居 新人賞下読みが一つ終わった

杉江松恋不善閑居 新人賞下読みが一つ終わった

某月某日 木馬亭にも行けず、一日お仕事。数日後にマライ・メントラインさんと芥川・直木賞の予想対談があるのでその準備と、〆切がきた新人賞下読みの選評書きである。これを送ったらもう夜になっていた。原稿を一つ送ったので勤務評定は0.5。下読みの選考料が加算されて7月末までに稼がなければならない金額への進捗率は一気に53.33%まで上がった。やはり大き...

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杉江松恋不善閑居 日本の出版界は伊坂幸太郎に学べ

杉江松恋不善閑居 日本の出版界は伊坂幸太郎に学べ

某月某日 浅草木馬亭にできれば行きたかったのだが、数日前からずっとかかっている文庫解説原稿が終わらず。書きたいことははっきりしていて量もぴったりのはずなのに、なぜかそれを表現するための文章が出てこないというもどかしい状況が続き、夜になってしまう。池袋コミュニティカレッジの講師仕事があるので外出し、戻って疲れ果てて寝てしまう。結局朝になってすうっと体を縛...

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杉江松恋不善閑居 冷蔵庫が家に来てひさしぶりに本の山が崩れるの巻

杉江松恋不善閑居 冷蔵庫が家に来てひさしぶりに本の山が崩れるの巻

某月某日 不調になった冷蔵庫の代わりが店から到着する。二階に運び上げてもらうにあたり、困ったことが判明した。動線上に本の山があって、それをどかさなければ通れないと言われてしまったのだ。やむなく大移動。そして冷蔵庫の運搬後にまた移動。さらに、電源を入れたばかりの冷蔵庫は、すぐに物を入れると腐ると言われる。冷蔵で4時間、冷凍で半日、待たなければいけないそう...

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