杉江 松恋
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杉江松恋不善閑居 第六回博麗神社秋季例大祭新刊『博麗霊夢、ごめんなさい』
杉江松恋の個人サークル〈腋巫女愛〉は10月6日(日)に東京ビッグサイトで開催される第十六回博麗神社例大祭に参加いたします。配置は西1ホール、た13bです。 新刊として楽園の素敵な巫女を主人公とする二次創作小説〈博麗霊夢の日々〉シリーズ第十三弾『博麗霊夢、ごめんなさい』を頒布いたします。いつもの通り表紙画はサークル〈赤色バニラ〉のくまさん、編集は...
杉江松恋不善閑居 2019年8月~9月の浪曲鑑賞記録
8月から9月にかけての浪曲鑑賞記録である。いちばん大きな発展は、玉川奈々福さんの主催するガチンコ浪曲講座に9月から通い始めたことだろう。ある人から「やはり自分でやってみないと節も啖呵も良し悪しの本当のところはわからないですよ」と教えていただき、急遽申し込んだ。そうなのだ、音楽の側面がある浪曲は門外漢にはどうしても踏み込めないところがある。それ...
街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2019年9月・草加「古本市場草加店」
9月某日 9月には3連休が2回あったのだが、どちらも何かと用事が入って遠出をする気分ではなかった。せめてどこか気分の変わるところで散策を、と考えていたら日光街道の草加松原を思いついた。以前に何度か歩いた場所である。水辺に約1㎞半にわたって松が植えられているだけだが、小さな散策にはちょうどよかろう。 昼食を済ませて午後に移動、草加駅...
立川寸志落語会「寸志滑稽噺百席其ノ十七」のおしらせ【折り返し!】
落語立川流の二ツ目・立川寸志さんが滑稽噺だけで百席を積み上げていく寸志滑稽噺百席、第七回からは会場を代えて新宿天神町17にこざいます香音里(こおり)にて開催しております(地下鉄神楽坂駅より徒歩3)。滑稽派の大看板を目指して日々奮闘する寸志さんは2017年度渋谷らくごの「楽しみな二つ目」賞受賞者でもあります。夜8時からの遅い開催ですので、仕事帰...
【追追記あり】スウェーデン大使館読書会のおしらせ 課題作:ヨナス・ヨナソン『窓から逃げた100歳老人』
※最下部に申し込み用のメールアドレスを加筆しました。 ※ヨナス・ヨナソン来日に関する情報を加筆しました。 このたび在日スウェーデン大使館のご好意により、館内を利用して読書会を開催することが決定しました。前回はスティーグ・ラーソン『ミレニアム』三部作が課題作でしたが、今回は今年続篇『世界を救う100歳老人』が出た、ヨナス・ヨナソン『...
街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2019年8月・草津温泉「ABCブックス(新刊書店)」
8月某日 そういえば青春18きっぷを使って、日帰りで草津温泉に行ってきたのであった。 草津はお気に入りの温泉なので日帰りで通うのは初めてではないが、思い出したことがあったので書いておく。かの地には日本で最も標高の高い場所に建つ書店があるのである。話の種に一度覗いてみようと思う。 高崎線で高崎駅まで行き、2分の乗り換えで8時5...
街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2019年9月・神楽坂「神楽坂サイクル」「アルスクモノイ」
9月某日 ここのところ浪曲再入門のつもりで集中して聴いているのだが、詳しい方から「やっぱり実際に唸ってみないと浪曲師の技巧はわからない」と教えていただき、玉川奈々福さんの「ガチンコ浪曲講座」に通ってみることにした。 この日はその第一回目である。会場は総武線沿線の某所なので早めに家を出たのだが、気づくとなぜか神楽坂の駅にいた...
街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2019年9月・桜木町「天保堂苅部書店」、馬車道「誠文堂書店」
9月某日 朝から博麗神社秋季例大祭用の原稿の取り組んでいたのだがつまらないことで引っ掛かってしまい、いっこうに進まず。時間切れになり、諦めて横浜に向かう。桜木町のにぎわい座のげシャーレで、浪曲の昼公演があるのだ。贔屓の東家一太郎さんと曲師・東屋美さんである。 早めに桜木町に着いたので、まずはいろいろ調査を。しばらく行かないうちに、...
街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2019年9月・雑司ヶ谷「みちくさ市」
9月某日 そういえば、9月15日は雑司ヶ谷鬼子母神通りのみちくさ市内で一箱古本市に出店したのであった。お暑い中を来店いただいたみなさまに、遅くなりましたが御礼申し上げます。6月の前回に比べて珍しいものはあまり無かったのだけど、その分数を補った感じであった。知り合いの方にも来店いただいた。「直木賞のすべて」の川口則弘氏がいらっしゃったので...
神田松之丞『絶滅危惧職、講談師を生きる』補遺の章が電子雑誌yomyomに掲載されました
来年二月の真打昇進と六代神田伯山襲名が発表され、今後にますます期待の集まる神田松之丞さん、その著書『絶滅危惧職、講談師を生きる』の聞き書きを担当しております。 前回の取材から3年近くが経過したこともあり、本が出た2017年から現在に至る変化、そして伯山襲名に臨む心境などを追加でお聴きしました。本日発売の電子雑誌『yomyom』に掲載されておりま...