本以外の話題 一覧

杉江松恋不善閑居 謎の浪曲ポスター

某月某日 今抱えている仕事。インタビューの構成×4(イレギュラー3、文庫解説1)、レギュラー原稿×4、イレギュラー原稿×2(文庫解説、調整待ち)、ProjectTY書き下ろし。下読み×2。 やらなければならないこと。連載原稿の準備×1。取材の準備×1。企画書×1。会議の調整×1。 今抱えている仕事が増えているのは忘れ...

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杉江松恋不善閑居 ようつべとは腰痛部のことなり

杉江松恋不善閑居 ようつべとは腰痛部のことなり

某月某日 今抱えている仕事。インタビューの構成×3(イレギュラー2、文庫解説1)、レギュラー原稿×4、イレギュラー原稿×1(調整待ち)、ProjectTY書き下ろし。 昨日は午後二時からZOOMにて某さんのインタビューが主たる仕事となった。編集者お二人と某さんを相手に一時間ほど話した。午前中を何に使おうかと朝一番で考えて、ずっと手...

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浪曲研究者の便に供す:『実録浪曲史』索引(不完全版)

浪曲研究者の便に供す:『実録浪曲史』索引(不完全版)

拙著『浪曲は蘇る 玉川福太郎と伝統話芸の栄枯盛衰』(原書房)が2022年1月8日に発売されます。 それを記念して自作資料を公開します。といっても、これが役に立つという方は限られているかもしれませんが。 唯二郎『実録 浪曲史』(東峰書房。1999年)の人名索引です。ただし不完全。でてきた名前のすべてではありません。浪曲師と曲師はすべて網羅し...

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第十七回東方紅楼夢新刊 『博麗霊夢、お耳を拝借』

第十七回東方紅楼夢新刊 『博麗霊夢、お耳を拝借』

 11月28日にインテックス大阪で開催される第17回東方紅楼夢に新刊を出します。紅楼夢への参加は2019年にもしていたのですが、このときは新刊が間に合わなくて既刊のみを持っていきました。初の紅楼夢新刊です。浪速のみなさま、どうぞよろしく。その他の既刊もよかったらお手にとってみてください。 楽園の素敵な巫女の、のほほんとした日常とちょっとした異変...

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杉江松恋不善閑居 第八回博麗神社秋季例大祭新刊『博麗霊夢、お元気ですか?』

杉江松恋不善閑居 第八回博麗神社秋季例大祭新刊『博麗霊夢、お元気ですか?』

約一月遅れですが、第八回博麗神社秋季例大祭で頒布開始したサークル〈腋巫女愛〉の新刊『博麗霊夢、お元気ですか?』について。博麗の巫女の、のほほんとした日常とちょっとした異変解決を描く連作〈博麗霊夢の日々〉の第十五作目です。新型コロナ・ウイルス流行後は『お帰りなさい、博麗霊夢』に続く二作目で、春の静岡例大祭に本当は出すつもりだったのですが、間に合わず、冒...

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杉江松恋不善閑居 木村勝千代独演会「木村派の連続読みを聴きたい!」開催のお知らせ

杉江松恋不善閑居 木村勝千代独演会「木村派の連続読みを聴きたい!」開催のお知らせ

ここ2年ばかり、暇を見つけて浪曲ばかり聴いていたのですが、思い切って自分でも浪曲会の開催お手伝いをしてみることにしました。 浪曲師木村勝千代さん、曲師沢村豊子さんによる「慶安太平記」連続読みの会です。「慶安太平記」とは、由比正雪による天下簒奪の陰謀を描いた大パノラマ劇。大正年間に人気絶頂であった初代木村重松の十八番です。吉川小繁と名乗っていた...

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杉江松恋不善閑居 私には二種類の兄さん/姉さんがいる

杉江松恋不善閑居 私には二種類の兄さん/姉さんがいる

年長者、その道の先達からは得るものが大きい。しかし、だからといって理不尽な仕打ちを我慢する必要はない。 徒弟制度の中にいるわけではなく、ましてや個々人が独立して生活することが当たり前の時代なのだから、不要になった人間関係はどんどん捨てていってかまわないと思う。 実感として書くが、四十を過ぎてからこのかたは、年長者よりもむしろ自分よりも若い...

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杉江松恋不善閑居 仏の顔は二度まで、で十分な人づきあい。

杉江松恋不善閑居 仏の顔は二度まで、で十分な人づきあい。

個人の考えがあるにはあるけど、その元になっているのはほとんどどこかで覚えてきたことで、自分だけでそこに至ったものはまずない。 そんな風に思うようになっていたので、若いうちから目上の人の話は素直に聞いていた。さすが長く生きてきただけあって、受け止めるに値するものが何かある。なので機会があれば年長者の言うことには耳を傾けるようにしていたのである。も...

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杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭二月公演一日目

杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭二月公演一日目

某月某日 緊急事態宣言下ではあるが、木馬亭の定例公演は例月通り行うとのことなので浅草へ。客席数を半分に、つまり椅子を半分緊縛して開場していた。ひさしぶりにこの景色。 出世定九郎 三門綾・玉川みね子 沼津の秋太郎 東家三可子・東家美 寛永三馬術愛宕山梅花の誉れ 玉川奈々福・沢村まみ 徂徠豆腐 イエス...

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杉江松恋不善閑居 自分の中にあるのはすべて貰い物だ

杉江松恋不善閑居 自分の中にあるのはすべて貰い物だ

杉江松恋というのは商標であり、それ以上の意味はないということを書いた。 自分の名前にはほとんど拘らないのだが、他人のそれには敬意をもって接している。 その最たるものは寄席芸人のお名前だ。特に講談、落語、浪曲のそれは襲名の制度があるように、伝統を受け継いだものが少なくない。一代きりのお名前でも、師匠との関係で成立している場合が多い。先代の古...

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