レポートもの
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世界がすべてヤフー化される前に語っておきたいこと 斎藤文彦『昭和プロレス正史(上)』刊行記念トーク(下)
2016年末に新宿5丁目のトークイベント会場HIGH VOLTAGE CAFEで行われた斎藤文彦『昭和プロレス正史(上)』刊行記念トーク・レポート。最終回は、脈々と受け継がれる「プロレスの所作」の関心から、プロレスという文化を語るため、歴史を無機質なものにさせないために必要なある大事なこととは何かという話に広がっていきます。斎藤さんのプロレスに寄せる...
フミ・サイトーの原点はあのコラムニストだった 斎藤文彦『昭和プロレス正史(上)』刊行記念トーク(中)
2016年末に新宿5丁目のトークイベント会場HIGH VOLTAGE CAFEで行われた斎藤文彦『昭和プロレス正史(上)』刊行記念トーク・レポート。第二回は「プロレスをいかに見るか。いかに語るか」という話題から、斎藤氏のコラムニストとしての源流を遡るような方向に進んでいきます。あ、なるほど、という杉江の驚きをぜひ共有していただければと思います...
活字プロレスの歴史にちゃんと向き合おう 斎藤文彦『昭和プロレス正史(上)』刊行記念トーク(上)
2016年にも多くのプロレス関連本が刊行された。その中で杉江が最も感銘を受けたのが、斎藤文彦著『昭和プロレス正史(上)』(イースト・プレス)だったのである。プロレス記者の草分けである田鶴浜弘、日刊スポーツを主戦場として原稿を量産した鈴木庄一、東京スポーツ記者として現在のプロレス〈神話〉成立に一役買った櫻井康雄らを中心に、いかにプロレスが「語ら...
bookaholic ラジオショー第1回のpodcast公開が始まりました!
杉江松恋です。昼間、眼科検診を受けて、瞳を広げる目薬をさしてもらったものでまだ世界が光り輝いて見えます。ベラドンナ怖い。 去る1月30日(月)に第1回を開催した「bookaholic ラジオショー」は公開形式でpodcastの録音を行うイベントです。第1部は翻訳、第2部は国内小説について、という構成でこれから進めていこうと思っています。昨年末に...
2016年末特別企画:『戦場のコックたち』著者・深緑野分氏に聞く
日本の優れた創作作品を世界に紹介するという意図で開始されたコンクール〈SUGOI ! JAPAN〉が2016年も開催された。最終的には一般投票で優秀作品が選出されるのだが、〆切は2017年1月3日、間もなくである。未投票の方はぜひ、いっぺん候補作リストを覗いてみてもらいたい。 杉江はこのコンクールのエンタメ小説部門候補作の選考委員を務めている。2016...