杉江松恋不善閑居 真山隼人、浪曲「じゃりン子チエ」に挑む~〈Rokyoku-Extend〉始動
某月某日 昨日、浪曲師・真山隼人が、はるき悦巳原作『じゃりン子チエ』(双葉社)の浪曲化に挑むことが発表になった。11月24日に大阪・新世界、12月7日に東京でそれぞれ東西の初演がある。詳しくは上のチラシをご覧いただきたいが、12月7日の東京公演については私が窓口なので、予約や問い合わせなどはご連絡をいただければ幸いである。 『じゃりン子チ...
杉江松恋不善閑居 同人イベントの秋がきましたよ
某月某日 またこの月が来てしまった。 関心ない人にはちんぷんかんぷんだと思うけど、まあ聞いてください。 東方Project二次創作の個人サークル〈腋巫女愛〉を主催している私にとって、大事なイベントが年に4回ある。今年でいえば3月の東方名華祭、5月の博麗神社例大祭、10月の東方紅楼夢と博麗神社秋季例大祭である。昨年までは紅楼夢と秋季例大祭が1...
杉江松恋不善閑居 教養主義は常に正しいが、他人を攻撃するための免状ではない
某月某日 昨日は朝一で原稿を一本終わらせたのであった。夕方に用事があったが、電話を一本かけるだけのことなのでどこにも出かけずに昼間は自宅で仕事読書をしていた。拍子抜けするほど外は台風っぽくなく、風もそんなに吹いていない。 夕方になってから大阪に電話をした。9月28・29日に独演会をお願いしている松浦四郎若さんだ。本当なら浪曲親友協会の浪曲まつりで...
杉江松恋不善閑居 テラノヴェル読了
某月某日 午前三時に目が覚めてしまい、仕方なく起床。これはもう仕方あるまいと肚を括り、奥泉光『虚史のリズム』に取り組む。一気に読了した。ずいぶん時間がかかったが、それだけの価値はある読書であった。もろもろの連絡を入れつつ、諸般の事情で9月中旬には入稿したい東方紅楼夢原稿の段取りをつける。これから一月半、私は東方紅楼夢と秋季例大祭、そして浪曲公演のために...
杉江松恋不善閑居 席亭の称号にどんな意味があるのか
某月某日 朝起きてまずメールボックスを開き、9月8日の〈スギエゴノミ〉、9月28・29日の松浦四郎若独演会、来年1月19日の東西浪曲会の予約申し込みがないかを確認する、というのが日課である。四郎若は公演まで一月を切ったので、知り合いで興味を持たれそうな方にチラシを見ていただくということをしようかと思っている。ダイレクトメールが届いた方は、どうぞよろしく...
杉江松恋不善閑居 物価が上がって支出は増えたが原稿料据え置きで収入は横ばい
某月某日 台風のせいで予定がすべて吹き飛び、いや台風はまだ吹き飛ばずに新幹線を止めたりしているのだがそれはともかく、仕事をするしかない状況ができた。本日書いた原稿は二本、一昨日に一本、昨日二本書いている。先週はまったく書けず、わずかに一本できただけだった。原稿料を合計して今月これまで稼いだ分と合算したところ、目標額までの進捗率は27.16%という惨めな...
杉江松恋不善閑居 東京かわら版に「松浦四郎若2DAYS」の広告を出した
某月某日 東京かわら版から分厚い封筒がどさっと届く。 あれ、なんだろう、と思って中を見て理解した。9月号に松浦四郎若2daysの半ページ広告を出したので、見本誌を複数冊くれたのである。この広告、そういえば間に合うかも、と思って連絡をとってから慌てて版下を作ったものなので、どうにも素人くさい出来だが、ご勘弁願いたい。浪曲ファンの一員として松浦四郎若...
杉江松恋不善閑居 ロジクールのキーボードがやってきた
某月某日 というわけで(前掲)渋谷のヤマダ電機に行ってキーボードを買って帰ってきた。最近はなぜかELECOMのキーボードばかりある印象だったのだが、探したらちゃんとロジクールがあった。私はロジクール派なのである。キーボードを代えたらなんか一週間の不調が嘘のように原稿を書きたい気持ちになってきた。現金なものである。 ここしばらく、全然原稿が書けなく...
杉江松恋不善閑居 台風のため大阪行きを中止
某月某日 奥泉光の大作に圧倒されたこともあって、ここしばらく停滞気味であった。また浮上していかなければならないと思っている。本当なら今日から大阪で、30日の浪曲まつりを観覧する予定だったが、台風10号の影響で中止になってしまった。よって家でおとなしくしていることにする。仕事を頑張ろうと思ったが、朝になってパソコンを起動したが外付けのキーボードがキーを押...
杉江松恋不善閑居 スナック玉ちゃんで玉袋筋太郎さんにお会いした
某月某日 相変わらず成果物が出ない日々。こんなことで食っていけるのだろうかと不安になる。だが腐っていても仕方ない。 ぎりぎりまで無駄な努力をして都内某所へ。芥川・直木賞の受賞パーティーである。無駄にキャリアは長いが、実は出席するのは初めてだ。どうも人の多い場所は疲れるのである。しかし今回は芥川賞受賞の朝比奈秋さんから直接お声がけいただいたので何が...