街てくてく、古本屋と銭湯、ときどきビール 2019年10月上野広小路「古本まつり」
10月某日 午前3時までかかってエキレビ!の原稿を終わらせ、ついでにYouTubeの編集も終わらせて寝る。6時には起きて東京ビッグサイトに向かわないといけないのである。 案の定ほとんど寝られずに電車に乗ることになり、申し訳ないことに10分遅刻。いつも手伝いをしてくださるほむきちさんと国際展示場駅前で待ち合わせする。こちらがあまりに...
杉江松恋不善閑居 第六回博麗神社秋季例大祭に参加しました。
昨日の10月6日(日)、東京ビッグサイトで開催されました「第六回博麗神社秋季例大祭」にサークル〈腋巫女愛〉で参加してきました。小雨のぱらつくお天気でしたが、まずまずの来場者で、盛会であったと思います。 〈腋巫女愛〉新刊は既報の通り二次小説〈博麗霊夢の日々〉シリーズ第12巻『博麗霊夢、ごめんなさい』でした。もうお読みいただいた方もいらっしゃるかも...
杉江松恋不善閑居 他人の言葉で人生が変わったこと
小説を読んでいると、人の気持ちを描いていて巧いなあ、と思う瞬間がある。普通だったら何気なく通り過ぎてしまうような感情のちょっとした起伏に着目して、そこが人生の分かれ道だった、ということを指摘する。そういうくだりに行き当たったときに、小説を読む悦びを感じるのである。 自分の人生を振り返ってみても、なかなかそんな劇的な瞬間というのはないものである。平凡な時...
杉江松恋不善閑居 第六回博麗神社秋季例大祭新刊『博麗霊夢、ごめんなさい』
杉江松恋の個人サークル〈腋巫女愛〉は10月6日(日)に東京ビッグサイトで開催される第十六回博麗神社例大祭に参加いたします。配置は西1ホール、た13bです。 新刊として楽園の素敵な巫女を主人公とする二次創作小説〈博麗霊夢の日々〉シリーズ第十三弾『博麗霊夢、ごめんなさい』を頒布いたします。いつもの通り表紙画はサークル〈赤色バニラ〉のくまさん、編集は...
杉江松恋不善閑居 2019年8月~9月の浪曲鑑賞記録
8月から9月にかけての浪曲鑑賞記録である。いちばん大きな発展は、玉川奈々福さんの主催するガチンコ浪曲講座に9月から通い始めたことだろう。ある人から「やはり自分でやってみないと節も啖呵も良し悪しの本当のところはわからないですよ」と教えていただき、急遽申し込んだ。そうなのだ、音楽の側面がある浪曲は門外漢にはどうしても踏み込めないところがある。それ...
街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2019年9月・草加「古本市場草加店」
9月某日 9月には3連休が2回あったのだが、どちらも何かと用事が入って遠出をする気分ではなかった。せめてどこか気分の変わるところで散策を、と考えていたら日光街道の草加松原を思いついた。以前に何度か歩いた場所である。水辺に約1㎞半にわたって松が植えられているだけだが、小さな散策にはちょうどよかろう。 昼食を済ませて午後に移動、草加駅...
立川寸志落語会「寸志滑稽噺百席其ノ十七」のおしらせ【折り返し!】
落語立川流の二ツ目・立川寸志さんが滑稽噺だけで百席を積み上げていく寸志滑稽噺百席、第七回からは会場を代えて新宿天神町17にこざいます香音里(こおり)にて開催しております(地下鉄神楽坂駅より徒歩3)。滑稽派の大看板を目指して日々奮闘する寸志さんは2017年度渋谷らくごの「楽しみな二つ目」賞受賞者でもあります。夜8時からの遅い開催ですので、仕事帰...
【追追記あり】スウェーデン大使館読書会のおしらせ 課題作:ヨナス・ヨナソン『窓から逃げた100歳老人』
※最下部に申し込み用のメールアドレスを加筆しました。 ※ヨナス・ヨナソン来日に関する情報を加筆しました。 このたび在日スウェーデン大使館のご好意により、館内を利用して読書会を開催することが決定しました。前回はスティーグ・ラーソン『ミレニアム』三部作が課題作でしたが、今回は今年続篇『世界を救う100歳老人』が出た、ヨナス・ヨナソン『...
街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2019年8月・草津温泉「ABCブックス(新刊書店)」
8月某日 そういえば青春18きっぷを使って、日帰りで草津温泉に行ってきたのであった。 草津はお気に入りの温泉なので日帰りで通うのは初めてではないが、思い出したことがあったので書いておく。かの地には日本で最も標高の高い場所に建つ書店があるのである。話の種に一度覗いてみようと思う。 高崎線で高崎駅まで行き、2分の乗り換えで8時5...
街てくてく~古本屋と銭湯、ときどきビール 2019年9月・神楽坂「神楽坂サイクル」「アルスクモノイ」
9月某日 ここのところ浪曲再入門のつもりで集中して聴いているのだが、詳しい方から「やっぱり実際に唸ってみないと浪曲師の技巧はわからない」と教えていただき、玉川奈々福さんの「ガチンコ浪曲講座」に通ってみることにした。 この日はその第一回目である。会場は総武線沿線の某所なので早めに家を出たのだが、気づくとなぜか神楽坂の駅にいた...