落語立川流の前座さんが二ツ目昇進のために開いている勉強会「立川さんちの喫茶☆ゼンザ」は毎月第四週に開かれている。一人二席、一席はネタおろしでもう一隻はその月ごとにお客さんからテーマをいただく。一月は「おめでたい噺」だった。また、立川流では二ツ目昇進の条件となっている歌舞音曲の成果を披露するコーナーもある。
十八回目となるこのときは、レギュラーメンバーの立川志ら鈴さん、志ら門さん、うおるたーさんのうち、うおるたーさんがインフルエンザで来られなくなり、急遽談四楼一門の立川だん子さんがピンチヒッターとして駆けつけてくれた。以下は番組である。
目薬 志ら門
つる だん子
牛ほめ だん子
蝦蟇の油 志ら鈴
歌舞音曲「梅は咲いたか」 志ら門
歌舞音曲「奴さん姐さん」 志ら鈴・志ら門・だん子
仲入り
かつぎや 志ら門
転失気 だん子
高砂や 志ら鈴
奴さんは、前座さん三人が揃っての踊り披露になった。実は三人とも習っている踊りの流儀が違うため、振り付けもばらばらになるとのこと。お客さんにとっては珍しい見物になったのではないだろうか。