SNSのほうでは毎日状況報告をしているので改めてやらないでも、と思ったのですが、昨日意外な人に情報が届いていないことがわかったので、念のために書いておきます。
ただいま、杉江松恋は都内某所にて入院しております。以下、簡単にその経緯をば。
5月18日にWEB本の雑誌に原稿を送ったあと、都内のちょっとした集まりに顔を出しました。帰宅したのは日付も変わった頃で、悪い癖でだらだらと飲み直ししていたのですが、そのうちに猛烈な悪寒に襲われました。これはいかん、と布団に潜り込んだものの、翌19日になっても回復せず。それどころか頭痛のためにまともに立つこともできず、水を飲んでは倒れ伏し、水を飲んでは布団に転がり、としているうちにまたもや日付は変わりました。途中家族には心配をかけてしまい、申し訳ないことをしたと思います。
20日は日曜日だったのでとりあえず休日診療所に行きました。まあ、風邪だろう、ここでは1日分しか処方箋を書けないから、と鎮痛解熱剤を出してもらってその日は終了。しかしながら頭痛は退かぬままでした。
週が明けて21日、ようやく開いたかかりつけの内科医に行って、真の病状が判明しました。最初はインフルエンザを疑われたのですが、高熱はあるものの咳はない。おかしいな、と首を捻る医師に、もしかしたら、と伝えたのが左下肢の異常でした。どういうわけだか、歩くたびに激痛が走るほどに腫れていたのです。そこで患部を見た医師は断言しました。
「これはうちでは無理。蜂窩織炎ですから、総合病院に行ってください」
蜂窩織炎は「ほうかしきえん」と読みます。筋組織の下に細菌とかウイルスとかが入って化膿させてしまう病気ですが、詳しくは検索ください。ただし、グロい映像が出てくる可能性もあるのでご注意を。元横綱で現プロレスラーの曙氏がこの病気のために休業宣言をするなど、力士に多いという認識がありましたが、まさか自分が罹るとは。おそらく披露で免疫系が弱っていたときにやられてしまったのでしょう。生活から来るものでもありますし、この機会に体を修繕しようと思います。とりあえず命にかかわるような病気ではありません。もちろん放置していたら危なかったのですが、病院でちゃんと処置してもらい、今は元気にしております。外には出られないけど。また、レギュラーの原稿を書くぐらいの余裕はあります。
いずれ退院しましたら、その旨も改めてご報告申し上げます。
杉江松恋、修理中でございます。