ゆえあって最近、再入門のつもりでまとめて浪曲を聴いている。記録をつけていて、6月から7月にかけては14公演に足を運んでいた。うち、1日で2公演行っているところがいくつかある。最も衝撃を受けたのは、7月9日に聴いた、京山幸枝若「尾張大八」だった。あれを10代とか20代のうちき聴いていたら、たまらなくなって弟子入りしていたかもしれない。それくらいびっくりした。京山幸枝若はしばらく追いかけたい。
6月4日 浪曲火曜亭
「真柄のお秀」国本はる乃/伊丹秀敏
「父帰る」(菊池寛作)天光軒満月/伊丹秀敏
6月8日 港家小そめ名披露目興行(木馬亭)
「塩原多助 命の振袖」港家小ゆき/玉川祐子
「豆腐屋ジョニー」(作・三遊亭白鳥)玉川太福/玉川みね子
「仙台の鬼夫婦」玉川奈々福/玉川豊子
「白餅大名」東家三楽/伊丹秀敏
「水戸黄門漫遊記 尼崎の巻」港家小そめ/玉川祐子
6月11日 浪曲火曜亭
「八丈島 宇喜多秀家」天中軒景友/沢村豊子
「母恋吹雪」(稲田和浩作)玉川こう福/沢村豊子
6月18日 浪曲火曜亭
「山の名刀」富士実子/東家美
「野狐三次 三次木っ端売り」/東家美
6月28日 雷門会
「阿漕ヶ浦」東家一太郎/馬越ノリ子
「野狐三次 彫物の由来」東家一太郎/東家美
7月6日 木馬亭定席
「八丈島宇喜多秀家」天中軒景友/水乃金魚
「仲乗り新三」国本はる乃/玉川みね子
「東男に京女(稲田和浩作)」天中軒涼月/伊丹秀敏
「侍子守歌」港家小柳丸/玉川みね子
「祐天吉松」玉川福助/水乃金魚
「曲馬団の女(田辺南鶴作)」田辺一乃(講談)
「湯島の白梅」富士琴美/玉川みね子
「赤穂浪士外伝 村上喜剣」三門柳/伊丹秀敏
7月6日 玉川太福独演会(木馬亭)
「近況報告」玉川太福/玉川みね子
「茶碗屋敷」玉川太福/玉川みね子
「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」玉川太福/玉川みね子
7月9日 浪花ともあれ 浪曲三人舞台(広小路亭)
「任侠ずラブ」(石山悦子作)京山幸太/一風亭初月
「斎藤内蔵助 堅田落ち 落花恨みなし」春野恵子/一風亭初月
「尾張大八」京山幸枝若/一風亭初月
7月23日 浪曲火曜亭
「相合舟」(清水一朗作)木村勝千代/佐藤貴美江
「悋気の火の玉」(大西信行作)澤惠子/佐藤貴美江
※「悋気の火の玉」を稲田和浩作と書いていたが、大西信行作が正しいとご指摘をもらったので修正しました。
7月27日 花渡家ちとせ看板披露!(木馬亭)
「八丈島宇喜多秀家」天中軒景友/馬越ノリ子
「貞女菊の井」富士綾那/東家美
披露口上(港家小柳丸/東家三楽/花渡家ちとせ/澤孝子/佐藤貴美江)
「野狐三次 彫物の由来」東家一太郎/東家美
「猫餅の由来」澤孝子/佐藤貴美江
「安兵衛婿入り」花渡家ちとせ/佐藤貴美江
7月27日 曲師の会vol.17(浅草公会堂)
「名人上手の節と三味線をたどる(トーク)」真山隼人/沢村さくら
「日本銀次」真山隼人/沢村さくら
7月29日 真山隼人独演会(again)
「水戸黄門漫遊記 散財勝負」真山隼人/沢村さくら
「名刀稲荷丸」真山隼人/沢村さくら
7月30日 東家一太郎努力会第24回(三凱亭)
「太閤記 矢作橋」東家一太郎/東家美
「野狐三次 大井川の義侠」東家一太郎/東家美
7月30日 浪曲火曜亭
「円蔵恋慕唄」東家三可子/沢村豊子
「真柄のお秀」玉川福助/沢村豊子