4月13日
本に関するアンケート、昨日は古本屋に関するものだった。1冊100円の店頭均一棚で、3冊だと200円になるけど、1冊しか欲しいものがなかった場合、無理してでもあと2冊買うか、それとも欲しいものを1冊だけ買うか、という設問。
連日のアンケート失礼します。本日は古本屋店頭の均一価格ワゴンのお話。たとえば1冊100円3冊200円の価格設定だったとして1 冊だけ欲しい本があった場合にどうしますか。コメントもいただけると幸いです。書いてくださったコメントは後ほど引用させてもらう場合があります。よろしくお願いします。
— 杉江松恋@秋季例大祭に向けて気持ちを切り替えました。 (@from41tohomania) April 12, 2020
271票中、「欲しい1冊だけ買う」が52.8%、「無理でももう2冊追加して3冊買う」が47.2%だった。
意外なほどの接戦になった。途中まではずっと50体50という感じだったのである。実は1冊だけ買う派の圧勝だと思っていたのだ。私のツイートを見てくださっている方には業が深い方が多いということなのだろうか。
私はやはり3冊買う派。自分が欲しくなくても後で誰かに渡そう、ということもあるのだけど、つい古本屋の気持ちになってしまうのである。均一棚に出しているということは在庫処分をして新しい本を補充したいという思惑があるのだから微力でも貢献したい。また、本が減ればその分別のものが出てくる可能性だってあるわけだしね。そういう目で均一棚を見てしまうので、どうしても家に本が増えていく。まだここに書いていないが、先日訪れた某書店でも悩みに悩んだ挙句5冊(の店だった)を棚から抜き出したときは、思わず選んだ本を見て自画自賛してしまったものである。よくぞこれを取ったと。いや、買わないでも別にいいのだけど。
いくつか回答の引用も。
ニケさん「無理して探した二冊が誰かが本気で探している一冊だったら、二人分の大切な出会いを堰いてしまうので、一冊にとどめます」
二宮きんちゃぬはどう見ても香川県民です。さん「読みたい本を他に2冊探しますね。 探してる時間がいちばん楽しいので」
Junichi,Hanyuさん「200円ならだせない金額ではないので、欲しい本と、ほか二冊は今まで読んだことのないジャンルや作家の本を選びます。読んでみて面白かったらラッキーだし、世界が広がるきっかけになるかもしれない」
自粛生活6日目。
昨日は午後から雨が降り出すということなので早めに歩いてきた。山手通りの目黒駅下あたりをうろうろする。このへんに来るとどうしても足が向いてしまうのは、全日本女子プロレス事務所跡で、今は駐車場になっている。その前にあるのが、新人レスラーたちがみんなここから実家に電話をかけたという「涙の電話ボックス」だ。今では少なくなってしまった電話ボックスだが、このまま残しておいてもらいたい。
その裏、目黒川沿いの少し駅方向に戻ったところにあるのがホテル目黒エンペラーである。しばらく別名で営業していた時期もあったのだが、2007年に改装して元の名前に戻った。ここで遊んだ記憶を懐かしく思い出すのは、私よりも少し上の世代か。実は全女の事務所とは背中合わせといってもいいくらい近いところにある。
目黒川を少し行ったところにあるのが、絵本専門店のyackyackbooksだ。内外の作品を置いていて、草間彌生版の『不思議の国のアリス』なんて本もあった。契約すると、定期的に店が選んだ絵本を送ってくれるというサービスもやっているという。ここは相性が悪いのか、あまり中に入れたことがないので、ひさしぶりの訪問になった。
大鳥神社に詣って帰宅する。時節柄、手水舎が閉まっていて、代わりにこれを唱えよという祓詞が掲げられていた。コロナ禍の中にいるのだと改めて認識する。