一月遅れで申し訳ありません。毎年恒例のbookaholic認定ランキングを発表します。
翻訳マン1号・川出正樹と同2号・杉江松恋が、お互いのお気に入り10作ずつを持ち寄って相互に点をつけあい、順位を決定いたしました。投票ですべてを決めるのではなく、最終候補作を絞り込んでからは議論で順位をつけていく、現在日本では唯一の年間ミステリー・ランキングです。10位及び次点までの順位は以下の通り。それ以外の候補作についてはリンク先をご覧ください。
1位『カメレオンの影』ミネット・ウォルターズ(創元推理文庫)
2位『時計仕掛けの歪んだ罠』アルネ・ダール(小学館文庫)
3位『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ(早川書房)
4位『三分間の空隙』アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム(ハヤカワ・ミステリ文庫)
5位『影を呑んだ少女』フランシス・ハーディング(東京創元社)
6位『その裁きは死』アンソニー・ホロヴィッツ(創元推理文庫)
7位『おれの眼を撃ったやつは死んだ』シャネル・ベンツ(東京創元社)
8位『パリのアパルトマン』ギョーム・ミュッソ(集英社文庫)
9位『指差す標識の事例』イーアン・ベアーズ(創元推理文庫)
10位『時間旅行者のキャンディボックス』ケイト・マスカレナス(創元SF文庫)