5/8(日)に東京ビックサイトで開催される第十九回博麗神社例大祭に杉江松恋の個人サークル〈腋巫女愛〉は参加します。配置は、せ46aです。
二次創作小説〈博麗霊夢の日々〉シリーズ第十七作になる『博麗霊夢、いらっしゃい』が今回の新刊です。「霧のたなびく湖にて」「それはたゆたう午後のこと」「私を忘れないで」の三章からなるお話です。〈博麗霊夢の日々〉シリーズは幻想郷の素敵な巫女の日常とちょっとだけ非日常を書いた連作です。今回のテーマは「忘れる」でしょうか。
「霧のたなびく湖にて」少名針妙丸はお椀の舟で霧の湖に繰り出そうとするが、思わぬ出来事があって転覆してしまう。なんとか窮地を脱した彼女の前に現れたのは意外な人物で。
「それはたゆたう午後のこと」霧の湖を渡って紅魔館に着いたアリス・マーガトロイドはヴワル大図書館にパチュリー・ノーレッジを訊ねる。魔法使い二人の話が向かう先は。
「私を忘れないで」霧雨魔理沙は日々を過ごすうちに小さな違和感を覚えるようになる。正体のわからない棘だったそれは、魔法の森における弾幕勝負を経てようやく明らかになった。
こんな感じでゆるくつながったお話です。前作までを未読の方でも問題なく読んでいただけますので、ぜひどうぞ。委託も予定しておりますし、他の人気サークルをまわってからでも十分購入は間に合うと思います。売価は500円。既刊も持って伺います。
今回も表紙画と装丁は〈赤色バニラ〉くまさん、編集は〈日々徒然。〉古翠さんにお願いしました。お二人に感謝です。