杉江松恋不善閑居 ちょっと長野に行ってきます

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某月某日

今抱えている仕事。レギュラー原稿×6。イレギュラー原稿×5(書評、エッセイ、解説×3)。

やらなければならないこと。主催する会の準備×1。

6月30日刊行の小川哲『地図と拳』(集英社)の見本をいただいたのでひたすら読書。間違いなく下半期の直木賞候補作になるはずで、昨年の佐藤究『テスカトリポカ』に匹敵する2022年の目玉。小説にこめられた意図をエンタメ的にどう読み取られるかが評価の鍵だと思う。読み終えて手早く書評原稿を仕上げ、送る。こういうものは迷いだすと書けなくなるのだ。その他解説の準備などあってひたすら読書に徹した。本来は所用で不在にしているはずの日だったので、外で行われているさまざまなイベントには不参加。残念だが仕方ない。

今週は月・火でちょっと東京を離れて行くところがある。それが終わって戻ってきたら、水曜日は特にまだ何もないので、家でひたすら原稿書きの予定である。いや、違った。某編集部とリモート打ち合わせが入っていた。どっちにしろ在宅だ。木曜日は、CWAダガー賞の選考日である。ご存じのとおり、伊坂幸太郎『マリアビートル』がインターナショナル・ダガーの候補に挙がっている。どうなることやら。金曜日からはまた木馬亭定席公演。ここで一本対面の取材予定を入れた。予定消化に明け暮れた先々週、後遺症で寝てばかりだった先週と違ってほどほどの一週間となる。みなさまも健やかにお過ごしを。暑くなりましたね。

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