今抱えている仕事。レギュラー原稿×4。イレギュラー原稿×2(エッセイ、解説)。
やらなければならないこと。明日のトークイベントの準備×1。主催する会の準備×1。請求書送付×1。
大阪行きで溜まったもろもろを整理しているうちにこんな時間に。今日はまあ、仕方ない。
大阪のことを。
土曜日は午前中移動で新幹線に乗った。車内でやたらと若い女性を見るような気がしたのだが、関ジャニ∞のコンサートがあったためと後で知る。新大阪から日本橋まで地下鉄で移動し、文楽劇場小ホールへ。上方演芸特選会である。五代目天中軒雲月が四日連続でトリをとっていて、この日で千秋楽だったのだ。
らくだ 笑福亭飛梅
会津の小鉄少年時代 京山幸乃・一風亭初月
内助の功名 旭堂南龍
漫才 シンデレラエキスプレス
仲入り
ジャグリング 揚野バンリ
四人癖 桂文三
若き日の小村寿太郎 天中軒雲月・虹友美
雲月さんの三味線は三日間沢村さくらさんが弾いていたそうなのだが、この日は虹友美さん。関東では絶対に見ない顔合わせなので、珍しいものを聴けてよかった。さくらさんは真山隼人さんの仕事が脇であった由。これが実はたいへんなことになっていたと後でわかる。後でわかることばかりだ。
会場にはやはり東京から来ていたKさんもいて挨拶する。Kさんが予約をした前日の段階で空席は4だったそうだ。大入りである。夜に別の用事があったので、とりあえず一人で谷町線に乗り、文の里へ。ひさしぶりの居留守文庫である。住宅街の中に突如出現する知の宝庫である。林家染丸『笑福亭松之助聞書 いつも青春ずっと青春』を買う。レジに行くと、ヴィスナー文庫という知らない古本屋のチラシが。見ればこの日開店であるという。住所を見ると近いような気がするのだが、なにしろ土地勘がないのでわからない。5時半には西成区のホテルに戻り、Kさんと合流する約束である。あと30分強、さあ、どうする。(つづく)