杉江松恋不善閑居 現代の〈短篇小説〉最前線イベントは8/17です

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某月某日

今抱えている仕事。レギュラー原稿×7。イレギュラー原稿なし。

やらなければならないこと。主催する会の準備×1。

起床してまずもろもろの事務作業に取りかかる。フリーランスなのに、いろいろな団体やら集まりやらの仕事が降りかかってくる不思議な状態になっているのである。終わって、〆切が迫っている某新人賞の下読みに。質のばらつきがあり、箸にも棒にもかからないものから、これは最終選考に間違いなく残るだろう、という秀作まで振れ幅が大きかった。二次に上げるものを決めたところまででおしまいにする。そのあとは行ったことのない整形外科へ。隔離のため慣れない床で寝ていたら腰を痛めてしまったのだ。受付を済ませて順番を待っていたら作業療法士の人から名前を呼ばれる。近所の、別の整形外科にいた方だった。私もそっちに通っていたのだが、医師が自分の病気で入院してしまい、閉じてしまったのである。腰を牽引してもらって楽になって帰宅、その勢いでレギュラー原稿を1本書いてしまう。

SNSでは告知済だが、こちらでも。

私が編纂委員を務めている日本文藝家協会の年間アンソロジー『現代の小説2022 短編ベスト・コレクション』(小学館文庫)が発売になった。それを記念して関係各方面に働きかけたところ、日本の短編小説をもっと盛り上げよう、という主旨に賛同してくださった方によっていろいろなイベント、関連企画が成立している。メインの一つが、小説誌の3編集長による鼎談である。

「オール讀物」川田未穂氏、「小説新潮」西麻沙子氏、「小説宝石」田中省吾氏の3名が、8月17日午後8時からネット上のウェビナーにて登壇、小説誌における短篇小説の役割や意味、期待するもの、これからの短篇小説に期待することなどを存分に語り合う予定である。小説ファンはもちろん、創作に関心がある人、雑誌編集を志している人にとっても触発される内容になると思うので、ぜひご視聴いただきたい。司会は私、下記に登録が必要だが無料である。

登録先:https://zoom.us/webinar/register/WN_a2zKcTS2TO6Qeyudmn1gFg

新刊出ます。8/24発売。

こちらもよろしく。

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