今抱えている仕事。レギュラー原稿×6。イレギュラー原稿×3(解説×3)。
やらなければならないこと。下読み×1。の・ようなものの準備×1。
『100歳で現役! 女性曲師の波瀾万丈人生』の共著者名を省かれた件、事務処理は終わったのだが、当該の編集者とライターからは特に連絡がなく、もやもやした気持ちが続いていた。一言あればそれでいいのにな、などと思いつつ。とりあえずここに書いてしまい、気持ちを切り替えることにした。本の編集者に迷惑をかけたらまずいか、などと迷ったのだが、もやもやを引きずるほうがよくない。というわけで昨日書いた。もう知らない。
ぎりぎりまで仕事をして木馬亭へ。その途中で二軒ほど書店を訪ねる。玉川祐子カードを特典として置いてもらい、『100歳で現役!』フェアを店内で展開してもらうお願いをしているのだ。うちの店舗でやってもいいよ、というお声がけをいただければ幸いである。
そのせいで遅刻したが、なんとか仲入り前の鳳舞衣子さんには間に合う。「豊竹呂昇」は素晴らしい。舞衣子さんのネタでいちばん好きだ。仲入り後は玉川太福さん「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」、田辺いちかさんの「腰元彫名人昆寛」、玉川こう福さん「別れ涙の花舞台」、東家三楽さん「慈母観音」と続く。いいネタばかりでこの日も当たりである。
終わって木馬館を出たら雨が降っていて、なんとなくつくばエクスプレスに乗ってしまう。なんとなく仲御徒町で下りて都営大江戸線に乗り換え、なんとなく本郷三丁目で下りて丸の内線に乗り換えたら池袋が終点だったので、ちょうど発車時刻だった西武線の特急に乗ってしまう。我に返って一つ目の所沢で下りたら、なんとこの日から開催の彩の国さいたま本まつりが開催されているではないか。仕方がないので一時間ほど滞在してあれこれ買う。柳家金語楼『話のジェスチャー』(冬樹社)と大宮敏充『デン助浅草泣き笑い人生』(三笠書房)が安価で買えたのが収穫だった。この二冊で二千五百円しないのはいいでしょう。