杉江松恋不善閑居 進捗率41%(デッドラインまであと50日)

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某月某日(デッドラインまであと50日)

来週までの〆切:レギュラー隔週×2、レギュラー週刊×3、イレギュラー×1、文庫解説×1。

来週の予定:某委員会ネット打ち合わせ×1、池袋コミュニティカレッジ×1

動画収録予定:今月はあと3本。

書き下ろし:ProjectMT、ProjectTK、ProjectTS。

書き下ろしは進捗率41%というところ。なのだが、このあとの進め方で一応編集者に確認をとっておく必要があるので、ここまでの原稿をいったん送る。まだ決定稿ではないとだけ断る。切り貼りをするので、最終的にはまったく違った形になるはずである。

午後2時から日本推理作家協会の理事会にリモート参加する。直前でパソコンが再起動の必要な状態になったので、やむなくスマートフォンでzoomに入る。初めてのことで勝手がよくわからないので、そっちからこっちは見えていますか、と聞いたら理事代表の貫井徳郎さんに、見えますけど杉江さんが横になったり縦になったりしています、と言われた。スマートフォンをいじりまわしていたからだ。いろいろ話して約2時間。イレギュラーの原稿で急ぎのものがあったので1本片付ける。とりあえず仕事はしたな、という一日。

写真は10月18日(水)にスギエゴノミで開催する東家志乃ぶ勉強会。日本浪曲協会会長でもある東家三楽には五人の弟子がいるが、今回四女の東家千春と五女の東家志乃ぶが年季明け興行を催すことになった。年季明けというのは上方落語界と同じで、ここで前座修業を終えて自分だけで仕事を取れるようになりますよ、というお披露目である。真打ではないので、まだ弟子を取ることはできない。浪曲界の場合、現在は入門15年で可能となるという仕組みのようだ。志乃ぶさんはもともと音楽活動をしていて、声量は豊かである。どうぞ美声を聴きにきてください。曲師は東家一太郎の相三味線でもある東家美さんです。

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