杉江松恋不善閑居 第19回東方紅楼夢&天牛書店江坂店&RAKUGO SONIC(デッドラインまであと28日)

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某月某日(デッドラインまであと29日)

今月末までの〆切:レギュラー隔月×1、レギュラー隔週×3、レギュラー週刊×5、イレギュラー×3、インタビュー構成×2、文庫解説×4。

今月末までの予定:会議×1、書き下ろしのための打ち合わせ×2、インタビュー×3(1本は希望)、講義×3、通院×1。

演芸関連:主催する演芸会×1。行く予定の公演×2。

動画収録予定:今月はあと3本。

書き下ろし: ProjectTS。

昨日はレギュラー原稿など3本を終わらせて終日仕事であった。本日は午後3時に外出して都内某所で取材、そのあとアートスペース兜座で東家志乃ぶ勉強会のお手伝いである。

大阪二日目。前夜痛飲したのがちょっと残っていたが予定通りの時刻に起きてインテックス大阪へ。第19回東方紅楼夢である。最初に来たのは4年前か。そのときは新刊を持参していなかったので、新刊を準備するようになってからは3年目である。『こんばんは、博麗霊夢』と既刊を準備して約三時間半がんばる。既刊をすべて買ってくださるという太っ腹なお客さんもあって、なんとか予想以上の冊数が売れた。ありがとうございました。

終了後は御堂筋線に乗って北上し天牛書店江坂店へ。前回来たのはたしか2020年1月ではないかと思う。三年半ぶりの訪問である。さすがの品ぞろえに感心する。1階に「古本」と大書された看板があるので何かと思ったら今度の『ゴジラ-1.0』でロケ協力したときのものらしい。

南下して梅田へ。駅前の繁華街に赤い大観覧車が屋上に設置されたビルがあるが、その最上階のHEP HALLでRAKUGO SONICというイベントがあり、真山隼人が出演するというので聴きにきたのである。2日間で8公演、そのグランドフィナーレにあたる回だった。

入場してちょっと驚いた。100人は入ると思うのだが、椅子が30脚しか並べられておらず、しかも埋まり切っていないのだ。大箱を借りての開催なのに、なんとももったいない。実はこの興行、関西の演芸情報誌『よせぴ』にも載ってなくて、知人から聞いて知った。事前の告知不足だろう。関東・名古屋からも芸人を呼び、落語だけではなく講談・浪曲などジャンルをまたがった試みで、いにしえの大ぎんざ落語祭を若手だけでやるようなものである。内容は良かったので、もっと多くの人に聴かせてあげたかった。結局私がいたこの回がもっとも入ったのだとか。

流れる星を止めるヒト 希遊

サオリ9号 竹千代

延陽伯 三語

片棒 つる子

名刀稲荷丸 隼人・さくら

竹の水仙 優々

終演後に町に出て軽く飲んだら、プロレスラーの葛西純が店に入ってきた。興行の後だったのかな。

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