杉江松恋不全閑居 フリーランスだけど自分の勤務評定をしてみる

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某月某日

本日から自分の勤務評点をつけてみることにする。

といってもどこかに就職したり、会社組織を作ったりしたわけではない。

フリーランスはいくらでも怠けられる職業なので、自分がどのくらいライターとしての寿命を延ばせる行為をしているか、業界の振興に役立っているか、を数値管理しようと思い立ったわけである。

寿命を延ばす行為とはつまり、新しい仕事を獲得することに他ならないだろう。だからそれができれば評価に加点する。

それよりもっと大事なことは自分以外に仕事を回せることである。どれだけ自分が調子よくても、周囲に同じ方を向いている人がいなかったらあまり意味はない。だから他の人が書き手として仕事を新しく獲得できる手伝いをできたら、自分自身の開拓よりも高い点をつける。

まとめると、こんな感じだろうか。

2.0/自分以外の仕事を取った。

1.0/自分の仕事を取った。

0.5/自分の仕事を納品した&自分の営業をした&自分以外の営業をした&自分以外に何か業務委託をした。

0/動画を上げた&自前の無料媒体を更新した。

-1.0/何もしなかった。

マイナス側の評価項目が少ないような気もするが、別に自虐のためにやるわけではないので、このくらいでいいと思う。ちなみに0点は平常状態だから、何もなければ別に0点でいいわけである。現状維持も大事。この記事とかYouTubeの動画とかは自分のためにやっているもので仕事とは言い切れないから0点なのだ。加点するようになると、現実逃避してこればかりやるようになるかもしれないから、0点にしておこう。こうやってつけていって、何点ぐらい月にとれているかをまとめるといいんじゃないのかな。少なかった月は何ができていなかったかを評価してみる。それで足りない部分を営業努力するわけである。

ちなみに本日は原稿を2本送稿したので+1.0である。新しい連載について編集者と打ち合わせしたり、新刊の企画を詰めたりしたけど、何かを決めたわけではないので0点だ。ここで、よし、新しい連載はこれでいきましょう、と前に進んだら1.0点になる。

まあ、そういう感じ。

現在はProjectTHDに取り組んでいるところで、土日は閉じこもって集中できそうである。現在進捗率20%。二日間でなんとか60%まで進めたい。

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