杉江松恋不善閑居 南大沢古本まつりと下北沢・古書明日、下北沢立川談四楼独演会

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某月某日

午前中に2本の原稿を書いて送稿。これにて6月末までに稼がなければいけない額までの進捗率は98.25%に達した。あともうちょっと。また、某メディアから今やっている連載以外に加えてもう少し書かないかというオファーをいただいた。ありがたいことで、もちろんお受けする。勤務評定は送稿×2で1.0、自分へのオファーがあったので1.0、合計で2.0ということになる。

午後から外出して京王線南大沢駅の古本まつりへ。先日の所沢彩の国古本市と業者がかなり重なるので既視感がある棚なのだが、一応見ておかなくては。ポケミスのエド・マクベイン『八千万の眼』カバー付きがあったので買う。既読なので必要ないのだけど、カバー付きポケミスが好きな人がいるだろう。

そこから移動して京王線と井の頭線で下北沢へ。古書明日にしばらく行けていないので覗くことにする。横沢彪の著書が出ていたので購入。500円は安かった。そのあと一応、古書ビビビ、ほん吉も定点観測した。

北沢八幡宮にて隔月の立川談四楼独演会へ。談四楼さんは「一文笛」と、映画「碁盤斬り」で話題になっている「柳田格之進」を演じた。季節の移り変わりが描き込まれて見事な一席である。

この会に足を運ぶことである用事を果たす意図だったのだが、それは完了した。会場にいらっしゃった某さんと情報交換をして、目的を十二分に達する。割とおとなしめの時間に帰宅した。

今週末までに書かなければならない原稿はレギュラーが4、イレギュラーが1,インタビュー構成が3、下読みが1である。一日打ち合わせなどで外出する日があり、池袋コミュニティカレッジの講座が1枠ある。22日夜は本格ミステリ大賞贈賞式の司会を仰せつかっているので、まあまあ忙しい週になりそうだ。

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