杉江松恋不善閑居 情けは人のためならず&北とぴあで何かやります

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某月某日

いろいろあって忙しい一日になった。

まず朝いちばんで移動し、北区王子にある北とぴあへ。ここで今年の後半に大きな会を主催するため、料金を支払いに来たのである。お借りするのはドームホールという150人規模くらいの施設だ。昔はプラネタリウムだったところで、会場もその名残を残している。エレベーターで6階に上がって、半円状の渡り廊下を通って会場へ、というのが行き方である。ちょっとSF的な眺めで、気分も高揚する。まさかここであんな催しがあるなんて誰も思うまい。

北とぴあを出て、今度は神田神保町へと引き返す。某氏を編集者に紹介するため、約束をいただいていたのだ。3人でお会いし、あれこれ話す。うまく形になればいいのだが。

再三書いているように、こうして紹介の労を取ったり、原稿を売り込んだりしているのは、中抜きが目的ではない。売り込みに合わせて自分の企画について話すことができるし、関係者との顔つなぎにもなる。つまり自分のためになる行為なのである。情けは人の為ならずというのは真である。みんなもっと同業者のために動くようにしたほうがいいのに。食えないな、と思っている人はぜひそうすべきだと思う。

いったん帰宅して仕事をする。切羽詰まった原稿があるのである。夕刻、もう一度外出して、今度は港区の某所へ。駅名を書くとなんとなくわかってしまうあそこだ。取材をし、1時間ほどで失礼する。よく動いた。原稿はぜんぜんできなかったけど。

帰宅途中でメールが入り、取材を一件頼まれた。もちろんやりますとも。これがあったので勤務評定は1.0。原稿料は稼いでないけどがんばった。

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