杉江松恋不善閑居 忙中閑あり、小田原・高野書店あり

Share

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

某月某日

早朝に起き出して前日書ききれなかった原稿の始末。ここまでは前々日のお仕事である。

〆切のきている原稿を一つ片づけたところで時間になって、外出した。切羽詰まった状況ではあるが、どうしても小田原に行かなければならない用事があるのだ。東海道線に揺られていく。仕事読書が幸い進んだ。

小田原に着いてまず向かったのが、ひさしぶりの高野書店である。いや、どうしてもの用事とはこれではないのだが、古本屋ぐらい行かしてくれ。神奈川と小田原の郷土資料に特化した古本屋で、箱根人車鉄道の跡地を調べて当時の絵葉書写真と共に映像資料化するなど、郷土研究にも熱心な古書店である。棚をしげしげと見る。眼福である。

そこから向かったのは近所の三の丸ホールだ。ここでやらなければならない事務作業があったのである。職員さんの親切に教えられて30分ほどで終了し、帰途に就いた。帰りの車内でも仕事読書。

早めに就寝したところ、午前三時に目が覚めた。それから仕事にかかり、一本原稿を上げて送ったところである。これもまた前日のお仕事。二本原稿を送ったので勤務評定は1.0。7月末までに稼がなければならない額への進捗率は79.75%に達した。

Share

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存