またこの月が来てしまった。
関心ない人にはちんぷんかんぷんだと思うけど、まあ聞いてください。
東方Project二次創作の個人サークル〈腋巫女愛〉を主催している私にとって、大事なイベントが年に4回ある。今年でいえば3月の東方名華祭、5月の博麗神社例大祭、10月の東方紅楼夢と博麗神社秋季例大祭である。昨年までは紅楼夢と秋季例大祭が10月、11月開催だったのだが、今年は同月になった。ということは1月に2冊同人誌を出さなければならないということだ。出さなくてもいいのでは、と思う人は思うかもしれないが、出さないといけないのである。
というわけで今年は紅楼夢〆切を自主的に前倒しして9月中に完成させることにした。秋季例大祭原稿もそれに伴って前倒ししたいと思う。そのほうが印刷費は安く済むのだ。早割制度があるから。すでに関係各位には連絡済みである。本日(9月1日)からその態勢にも入った。
ただ困るのは、『日本の犯罪小説』単行本を出すための作業が重なってしまっていることである。どっちを優先しなければいけないかは明白なのだが、それでも困るのである。新刊を出せずに紅楼夢や秋季例大祭を迎えてしまったら、私はものすごく落ち込むと思う。精神衛生上はよくないし、絶対に後を引く。そうならないためには、新刊を出さないと。
何のために仕事をしているのかといえば、端的に言えば同人誌を出せる自分であるためにしているのである。お金がない、時間がない、アイデアがない、などなど、同人誌を出さないことについてはさまざまな言い訳が成り立つ。それを言わないような自分でありたい。同人誌を出せる自分は言い訳をしない自分、原稿を書ける自分なのだ。だから同人誌を出さないと商業原稿を書く自分も駄目になる。そういうものだ。
というわけで、同人誌態勢に入っております。それに加えて浪曲興行関連も準備しないと。今月やらなければならない仕事を備忘のためまた一覧化して貼っておくことにする。
【レギュラー】週刊6、月2回刊2、月刊4、年4回刊1、【イレギュラー】書評1、インタビュー・対談構成4、文庫解説1、単行本追加原稿1、単行本再校戻し1、【その他】対談1、座談会出席1、講義3、動画制作・公開9、演芸会主催4。
同人誌原稿の合間にこれだけやれば10月が迎えられる。みなさん、がんばりましょう。