某月某日
この日が「東京かわら版」の情報掲載〆切であることに気づいていろいろ。演芸関係でやらなければならないことを思い出し、さらにいろいろ。自分の本業がなんだか忘れそうなくらいにいろいろ。もちろん本業の仕事もしていて、１本だけだがレギュラー原稿も書いて送った。インタビュー構成も半分くらい進める。さらに、他人の企画の売り込みも１本。まあまあ仕事をしたほうだと思う。９月末までに稼がなければならない金額への達成率は10.15％、勤務評定は1.5である。
夕方になって外出、ずいぶんひさしぶりの感じがする木馬亭で、真山隼人独演会だ。
大石内蔵助書損の一筆 隼人・さくら
エッセイ浪曲 隼人・さくら
浅茅が宿 隼人・さくら
二席はどちらも以前に聴いたことがあるもので、さすがの満足度であった。エッセイ浪曲は、ここに内容を記すことは憚られる爆笑の内容で、ツキイチ独演会中もっとも盛り上がったと言ってもいいのではないだろうか。
書損の一筆の枕で、この日チラシを届けた浪曲「じゃりン子チエ」の紹介もしてくれたので、この日だけで15件くらい予約が入った。よし、満員御礼も近いぞ。
終演後はいろいろ相談をしてから帰宅。ひさしぶりに人に会ってやらなければならないことが増えたが、必要とされているのだと思ってがんばることにする。
明日はアートスペース兜座にて〈スギエゴノミ〉である。曲師は遠しで広沢美舟さん。昼の部は予告通り木村勝千代さんの「真っ黒なおべんとう」がメインで、40分のフルバージョンでお送りするので、まだ聴いておられない方も聴いたことがある方もぜひ。
夜の部は広沢菊春さんの独演会である。ちょっとメールで話したのだが、二席ではなく、短めのネタを三席ということになった。いずれも連続ものである。どの連続ものがよかったか、続けて聴きたいか、最後にお客さんにアンケートを取る予定だ。その結果、一位に選ばれたお外題は何かがあるかもしれない。また、菊春さんから要望があったので、トークコーナーも設けた。私が聴き役を務める。三席＋トークでけっこう密度の高い会になると思う。正直2500円は破格にお得なので、今からでもぜひいらっしゃってください。
勝千代さんの会は結構埋まっているのだけど、どちらの会もまだ入場可能です。二つを通しで聴いていただくと100円割引というチラシにはないシステムもありますので、よろしくお願いします。
