杉江松恋不善閑居 仕事でミスをするのは罪ではないが、それを隠蔽するのは罪である

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某月某日

ばたばただった9月の反省をしながら原稿を書く。1本だけ仕上がって、夜は池袋コミュニティカレッジの講師仕事。9月の目標金額への進捗率は6.06%で、まだまだ果てしなく遠い。新しい仕事の依頼が3本来て、勤務評定としては3.5。悪くない。

9月は細かいことでミスが多かった。原稿の誤記などで編集者に迷惑をかけてしまい、深く反省する。単に申し訳ないということもあるし、そうしたミスを繰り返せば見限られてしまっても仕方ない。フリーランスは一仕事ひとしごとがすべて勝負なのだ。これを機に、仕事のやり方にもう一段階セーフティネットを設けることにした。方法は企業秘密である。

間違えることは別に罪ではない。間違えて修正の機会がないというのはちょっと罪悪である。直せればその問題はなかったことにできるからだ。間違えて居直るというのは、はっきり罪だと思う。責任の所在を曖昧にすることで再発防止が不可能になり、全体の品質を下げてしまうからだ。再発防止の対策を打てる間違いは罪ではない。再発防止の対策を打てる間違いは罪ではないんだ。大事なことだから二度言ってみた。

自分のミスのせいで他人に迷惑をかけてしまったことで意気消沈していたので、新たな仕事のオファーをもらえて嬉しかった。SNSに書いたがもう一回。

単発仕事の依頼が来ると、世界から「あなたが必要です」と言われた気持ちになる。

連載の依頼が来ると、世界から「あなたが好きです」と言われた気持ちになる。

仕事の依頼はいつでもお待ちしております。

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