杉江松恋不善閑居 立川談四楼北沢独演会、ゲスト・田辺凌鶴

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某月某日

この日まで異常な繁忙期が続いていて、午前中までに四千字の原稿を送らなければならない。本来は「エンタメ丼」の収録予定だったのだが、松井ゆかりさんにお願いして午後にずらしていただき、なんとか書き上げる。この原稿料によって10月中に稼がなければならない金額への進捗率は20.70%に達した。業務評定は0.5。まだまだ遠い。

午後2時から松井さんと「エンタメ丼」の収録なのだが、異常に眠い。午前3時に起きて原稿を書いていたから当然だ。仕方がないので横になり数十分だけ眠る。少しでも深い眠りを経由すると頭が冴えるので、なんとか収録に臨むことができた。

午後4時、外出する。本日は下北沢の北沢八幡宮で立川談四楼さんの独演会がある。そのゲストに田辺凌鶴さんをお願いしていたのである。仲介者として最初から立ち会わねばならぬ。午後5時、会場に到着。この日は9番目のお弟子さんである立川談九さんが初高座を勤められるということを着いてから知った。それは応援しなければ。

道灌 談九

狸の札 公四楼

真田小僧 談声

天狗裁き 談四楼

中入り

金栗四三 凌鶴

抜け雀 談四楼

「抜け雀」はひさしぶりに聴いた。談四楼さんの持ちネタでも好きな一席である。凌鶴さんにはもともと師匠・田辺一鶴の「東京オリンピック」についてマクラで話してください、とお願いしていた。10月ですからね。日本人初の五輪選手・金栗の一代記を振ってくださるとは粋な趣向である。お願いしてよかった。談九さんは声が大きく、聞きやすかった。これからうまくなりますように。

この日は11月26日に開催予定の『七人の弟子』出版記念落語会のチケットも持参し、販売してもらった。着々と売れているようでありがたい。どうぞみなさんも26日は浅草木馬亭へ。打ち上げで談四楼さんと当日の打ち合わせも少々。トリネタはアレでお願いしますよう、とおねだりしてみた。浅草だしね。

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