本日無事に入稿が済んだので告知です。
杉江松恋の個人サークル〈腋巫女愛〉は、10月20日(日)に東京ビッグサイトで開催される、第十一回博麗神社秋季例大祭に参加します。ブースはな-22bです。
今回の新刊は、楽園の素敵な巫女の日常とちょっとした異変を描く〈博麗霊夢の日々〉シリーズ第26作『博麗霊夢、ちょっと待って』です。いつもの通り、表紙は〈赤色バニラ〉くまさん、編集は〈日々徒然。〉古翠さんにお願いしました。
宇佐美菫子が夜半、幻想郷にやってくることから話が始まります。稀神サグメと出会った菫子は、二人して奇妙なものを目撃します。それがどのような意味を持つのかは後刻、博麗霊夢に教えられるまではわからなかったのでした。
こういう発端のお話で、例によって博麗の巫女は面倒くさがって説明しようとしないので、途中は何が起きているかがよくわからないはずです。巻き込まれて霧雨魔理沙はけっこう大変なことになります。十六夜咲夜にナイフで詰められたりして。
この連作は、とにかく博麗霊夢をかっこよく書くということに注力しています。各巻で独立した話なので、この26巻から読んでいただいてまったく問題ありません。よかったら過去巻もお手にとっていただけますと幸いです。特に、第二十回東方紅楼夢で頒布開始した第25作『博麗霊夢、気をつけて』と併せてお読みください。
シリーズ頒布価格は一冊500円です。メロンブックス、虎の穴でも委託販売を予定しておりますが、そちらはちょっと価格が変わりますので、よかったら会場でどうぞ。よろしくお願いします。