杉江松恋不善閑居 『日本の犯罪小説』発売&10/26は演芸会〈スギエゴノミ〉

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某月某日

午前中にかかりつけ医院に行って、二回目の帯状疱疹予防ワクチンを打ってきた。一回二万二千円でそれを二度打たなければいけないのだが、一定年齢以上の人は自治体から半分助成金が出る、ところもある。私はそれで打ったのである。痛いの絶対嫌。また、前回来たときに行った胃のピロリ菌退治についても結果を聞いた。陰性ということで、ピロリ菌は根絶されたそうである。よかった。あとは二年に一度胃カメラをやったほうがいいとか、指示を受けた。

帰宅して後は仕事読書をし、その合間に短い原稿を書いて送る。文庫解説の新しい依頼が来たので受けた。これで勤務評定は1.5。10月末までに稼がなければならない金額への進捗率は34.04%である。あと10日しかないのに大丈夫なんだろうか。

今週末はアートスペース兜座の一日演芸会〈スギエゴノミ〉で、午前11時からは、昨年年季明け(落語・講談における二ツ目昇進)を果たした東家千春・東家志乃ぶが里帰りを果たす浪曲二人会、沢村理緒の三味線でお届けする。木戸銭二千円。午後2時からは、重鎮・鳳舞衣子独演会。曲師は佐藤貴美江で木戸銭2500円。鳳舞衣子さんは一門に属さない珍しい浪曲師で、日本浪曲協会の中でも独自の地位を占めている。演出も含めて他の演者にはない魅力があるので、ぜひその目でお確かめいただきたい。午後6時からは、活動弁士・坂本頼光による活弁ライブである。こちらは残席僅少なので、予約はお早めに。木戸銭三千円。

今は10月23日の早朝だが、拙著『日本の犯罪小説』(光文社)は本日が正式な発売日となる。一部書店にはフライングで置かれていて、すでに読了した方の感想も拝見した。どういう風に読まれるのか、楽しみにしている。よかったら一度手に取ってみてください。

ワクチンの副作用で熱が上がってきた。今日はそれを見越して予定を入れていないので、寝て暮らす。快復したら、後でまた何か書くかもしれない。

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