11月の仕事はレギュラー12(週刊4、月二回刊2、月刊4、隔月刊1、年刊1)、イレギュラー7(書評3、対談インタビュー構成3、文庫解説2)、対談・座談会出席3イベント出席1なので比較的暇である。どなたかまだお仕事ください。これに加えて取材3、演芸会主催3、動画撮影8がある。合計しても33件なので比較的暇な月といえよう。こんなことで金額ノルマを達成できるのだろうか。言っても詮無いことではあるが。
昨日は都内某所にアレの収録に行き、帰りに高田馬場ばばんばに寄った。東家三可子・天中軒すみれの二人会である。曲師は沢村理緒・旭ちぐさのお二人だ。最初の三可子一席には間に合わなかった。
伊東の恋の物語 すみれ・理緒
小栗判官餓鬼阿弥車 すみれ・理緒
膝枕(今井舞子作・北角文月脚色) 三可子・ちぐさ
会に伺ったのは拙作の「小栗判官餓鬼阿弥車」を聴くのが主目的、何度かの口演を経て磨きのかかった節を堪能した。今回新しかったのは、一部に現代語訳で最小限の注釈がついていたことで、なるほど、そこは入れた方がいいな、と思った。道中付けも緩急がついてますます良し。磨き上げていってもらえれば幸いである。題材的になかなか放送にはかけにくいと思うので「きれいな古代・中世もの」も一本持っていてもらったほうがいいだろうな、とちょっと考える。
まっすぐ帰宅。地下鉄の中が心なしか酒臭く、仮装の人がちらほらいたのはハロウィンのためか。入来場時のコスプレ不可、必ず更衣室を利用して着替えること、という同人イベントの常識が世間にも浸透すればいいのに、と思った。あと地下鉄の中でストロングゼロはやめたほうがいいと思う。酔うよ。
本日はこれから木馬亭定席。夕方からは江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞の贈賞式イベントである。