上のチラシ画像にもあるとおり、明日12/7(土)は真山隼人・沢村さくらのコンビによる、浪曲「じゃりン子チエ」、東京公演の第一回です。第一回ということは第二回、第三回もあるのでどうぞご期待を。
はるき悦巳原作の人情漫画『じゃりン子チエ』を浪曲化できないか、という隼人さんの思いを初めて教えてもらったのは、浅草の某所で話をしているときでした。『じゃりン子チエ』といえば双葉社。双葉社の現社長とは名刺交換をしたこともあるし、各部門に知り合いもいるのでなんとかなるんじゃないかと思ってそう伝えると、じゃあ話をしてみてくれないか、と頼まれました。そこで双葉社にいる知人の編集者を通じて関連部門に訊ねたところ、直接はるきさんサイドと交渉してもらいたいと言われ、連絡先をいただきました。私がやり取りをしたらすぐに、じゃあ、真山隼人さんとお会いするという話に。大阪の隼人さんに連絡して、以降はお任せしました。なので、先方に信頼され、浪曲化の許諾を取り付けられたのはすべて隼人さんのお手柄です。私は入口を作っただけ。
以前にも書きましたが、こうした試みを私は〈Rokyoku Extend〉と呼んでおり、浪曲の本質を変えずに、その幅だけを拡げていくことはできないかと考えております。その第一弾が隼人さんのお手伝いをした浪曲「じゃりン子チエ」ですが、第二弾、第三弾もすでに進行しており、明日の公演では一部をお話しできるかもしれません。どうぞご期待を。そしてまだ若干ですが北とぴあドームホール、席が残っております。本日いっぱい受付いたしますので、よかったらメールにてお申込みください。各メディアからのご予約も歓迎します。