午後一番に一本取材があった。する方ではなくてされる方で、リモートで一時間ほどお話する。終わったらすぐに出て、4月末に閉店してしまう蕨の古書なごみ堂に駆け付けた。ここは本当に昭和から平成にかけての雑本宝庫で、なかなか見つからないと思って探している本が二冊ずつあったりする。貴重な場だったのだが、建物が取り壊しになるということでの閉店である。残念無念。
半額セールなのに五桁くらい本を買ってしまった。ご主人に伺ったところ、この週末までは間違いなく営業するが、本を引き取りに業者が来るのでそのスケジュール次第で閉店日は決まるという。行こうと思っている方はどうぞお早目に。勘定を済ませて出ようとしたら男性に話しかけられた。北関東某所の古本屋ご主人だった。こんなところで、というか、ここだからお会いするのだな。
京浜東北線で浦和宿古本いちまで行き、一応確認してから帰る。初日なので見なくてはならないのである。
戻ったら表紙データが届いていたので入稿する。あとは本文データを校正するだけ。なんとか間に合った。たぶん次の記事で表紙など公開できると思う。