不善閑居 一覧

杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭十月公演六日目

某月某日 木馬亭定期公演も残すところあと二日。今月はなんとか皆勤できそうだと気負って行ったらなんと口開けの客になってしまった。いつもよりも出足が遅い。木戸に見知らぬ女性がいたが、あれは21世紀劇団の方か、それとも新しい入門者か。 みみず医者 東家志のぶ・馬越ノリ子 命の振袖 港家小そめ・玉川祐子 吉良の仁吉 国...

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杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭十月公演五日目

杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭十月公演五日目

某月某日 前日にあった嫌なことの記憶を振り払いつつ木馬亭へ。十月公演五日目の本日は、体調不良でしばらくお休みをされていた天中軒雲月さん復帰の日なのである。また、コロナ禍でしばらく来京できなかった天光軒満月さんも戻ってこられる。ここで来なければ漢が廃ると思ったお客さんが木馬亭へ続々と詰めかけてくる。 山内一豊の妻 天中軒すみ...

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杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭十月公演四日目

杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭十月公演四日目

某月某日 木馬亭の前にちょっと寄り道を、と思って南千住の大島書房を訪ねたが、開いてなかった。日曜日お休みだったっけ。11時開店じゃなかったっけ。しかし古本屋の開閉店時刻は流動するものなのである。健在であることを確認したかったが後日を期して諦める。その代わりに浅草で地球堂書店に立ち寄った。相変わらずしっかりした値付けだが、文学や古典芸能関...

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杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭十月公演三日目・元町中華街「カフェ関帝廟」

杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭十月公演三日目・元町中華街「カフェ関帝廟」

某月某日 木馬亭の十月公演は三日目。土曜日で人出が多いことは予想されたが、今日も今日とて浅草へ。案の定、かなりの大入りであった。 馬子唄しぐれ 東家三可子・伊丹英幸 宮本武蔵 一乗寺下り松の決闘 天中軒景友・沢村美舟 幡随院長兵衛 桜川と黒鷲 東家孝太郎・伊丹秀敏 甚五郎旅日記 小田原の猫餅 玉川奈々福・...

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杉江松恋不善閑居 第三十三回玉川太福独演会

杉江松恋不善閑居 第三十三回玉川太福独演会

しばらく時間を潰した後に浅草に帰ってくる。実は夜も公演があるのだ。木馬亭を出るときにばったりお会いした沢村豊子さんに「あんた、太ちゃんの公演は聴いていかないの」と声をかけられたが、もちろん聴きますとも。時間が空き過ぎちゃうので散歩していただけです。月例の玉川太福独演会だ。ソーゾーシーが全国公演の途中ということで、本日はゲストに仲間の立川吉笑さん。前講...

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杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭十月公演初日

杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭十月公演初日

某月某日 本日より浅草木馬亭十月公演の初日である。先月19日に寄席の客席人数制限が撤廃になった。その影響がどうなっているかを確かめに行かなくては。というわけで木馬亭へ。 これまでは白紐で客席が括られるという形で千鳥状に座れない場所があった。それはなくなっているが、前列二つが使用不可というのはそのまま。客席の入りはまずまずというとこ...

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杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭にて「イエス玉川・玉川太福古今浪曲共演」

杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭にて「イエス玉川・玉川太福古今浪曲共演」

某月某日 仕事を早々に終わらせて浅草木馬亭へ。ここのところ毎週複数回訪れることも多かったので、ずいぶんご無沙汰しているような感覚がある。だが、実際は1週間前に目黒のふげん社で東家一太郎さんの浪曲レッスンを受けたばかりだ。1週間で禁断症状が出るということか。浪曲成分を補充し続けないと駄目な体になっているということか。 本日の会はイエ...

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杉江松恋不善閑居 三島・山本両賞が決まった夜のこと

杉江松恋不善閑居 三島・山本両賞が決まった夜のこと

某月某日 池袋コミュニティカレッジにて講師のお仕事。「ミステリーの書き方」と題したこの講座は、前にも書いたと思うが月二回開催している。第一・第三木曜日で、前者は書きたい作品のプロットを提出してもらって私が助言、翌月出てきた初稿にまた修正の相談をして第二稿といった具合に、三ヶ月で一本を完成させることを目標としている。第三木曜日にやっている...

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杉江松恋不善閑居 「ミステリちゃん」のことをぽそぽそ。

杉江松恋不善閑居 「ミステリちゃん」のことをぽそぽそ。

某月某日 今週は日曜日に若林踏氏と「ミステリちゃん」の収録をやったらなぜかどっと疲れてしまい、仕事があまり上向きにならなかった。関係各位に迷惑をかけてしまい、たいへん申し訳ない。それでもなんとか復活してきて、昨日は一気に二本原稿が書けた。全然別のジャンルの原稿なので、通常であれば頭を切り替えるのがたいへんなのだが...

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杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭九月公演七日目

杉江松恋不善閑居 浅草木馬亭九月公演七日目

某月某日 あっという間に木馬亭九月公演七日目、楽日である。今月は七日のうち四日間しか通えなかった。玉川太福独演会があったので五日間木馬亭には来ているのだが。一日はミュージックテイトの会にも行っているので六日間は浪曲を聴いているのだが。もう少し精進しよう。来月は全日観覧を目指したい。その目指した先に何があるのかは聞かないでもらいたい。 ...

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