浪曲 一覧

杉江松恋不善閑居 「浪曲で生きる!映画祭」二日目と沢村さくら&天中軒すみれ「曲師の会」

某月某日 午前10時に家を出て、渋谷へ向かう。ユーロライブ渋谷で「浪曲で生きる!映画祭」観覧と、14時の上映回後にプロデュースの玉川奈々福さんに対談のお相手としてご指名いただいたので、そのためである。上映は12時の「浪曲師 葵わか葉リターンズ」からなのだが、ユーロライブの下にあるカフェで、『芸人本書く列伝』の担当Yさんとゲラの受け渡しをするのである。渡...

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杉江松恋不善閑居 「浪花節で生きる!」映画祭1日目

杉江松恋不善閑居 「浪花節で生きる!」映画祭1日目

某月某日 渋谷にて「浪花節で生きる!」映画祭に。玉川奈々福さんプロデュースで、伊勢哲・田島空・川上アチカ監督の浪曲ドキュメンタリー映画を2日で7本上映する。すべて以前に観たことがあるのだが、スクリーンでもう一度観覧できるのはありがたい。16時20分から「国本武春の丹波道中浪曲記」。2008年に兵庫県丹波地方で「おさん茂兵衛」の新作を口演したときの記録映...

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杉江松恋不善閑居 ウルトラと浪曲、そして古本市

杉江松恋不善閑居 ウルトラと浪曲、そして古本市

某月某日 午前中は池袋サンシャインシティにてウルトラヒーローズEXPO2024、午後は浅草木馬亭で日本浪曲協会主催の「浪フェス」というイベント尽くしの一日だった。ウルトラヒーローズEXPOについてはまた改めて書くかもしれない。 「浪フェス」はたぶんフジロック開催期間ということを意識しているのではないかと思う作りで、ふだんは場面転換のために閉まる幕...

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杉江松恋不善閑居 肥後琵琶VS浪花節!

杉江松恋不善閑居 肥後琵琶VS浪花節!

某月某日 なんとか2本原稿を書いて送った。これはレギュラー原稿で、イレギュラーがはみ出してしまう。編集者に送れるお詫びのメールを送り、外出する。肥後琵琶と浪花節の会なのである。 いつものアートスペース兜座近辺に来てみると、太鼓の音がしてやたらと賑やかである。盆ダンスと書いた立て看板がある。なんと、盆踊りの日であったか。防音があるか...

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杉江松恋不善閑居 今日は肥後琵琶VS熊本浪曲

杉江松恋不善閑居 今日は肥後琵琶VS熊本浪曲

某月某日 昨日は一日仕事読書で成果物はできなかった。芥川・直木賞を優先して後回しにしていたことを片付けていたということもある。勤務評定としては-1.0だが、これは仕方ない。 朝からここまで原稿を2本送った。7月末までに稼がなければいけない額への進捗率は88.02%である。 本日は熊本から肥後琵琶奏者の後藤昭子さん・岩下小太郎さんの師弟がいら...

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杉江松恋不善閑居 スギエゴノミにて木村勝千代独演会・東家一太郎独演会

杉江松恋不善閑居 スギエゴノミにて木村勝千代独演会・東家一太郎独演会

某月某日 昨日はスギエゴノミの一日。事情があって午前の部はお休みで、昼の部は木村勝千代さんの独演会であった。曲師は広沢美舟さん。平賀源内原作の「神霊矢口渡」をリクエストしていたのだが、勝千代さん提案で、浪曲の前に節付け教室となった。勝千代さんは16歳のときに亡くなった寺山修司追悼公演で「青森のせむし男」に少女浪曲師の役で出演している。そのとき、与えられた歌...

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杉江松恋不善閑居 魔の一週間を乗り切りました

杉江松恋不善閑居 魔の一週間を乗り切りました

某月某日 午前三時起きで前夜の原稿を片付ける。ここまでが前々日分。 千葉県のなのはなシニア演芸会がこの日に17日33公演の千秋楽を迎えるということで伺う予定だったのだが、午前中の原稿がなかなか終わらない。結局昼近くまでかかってしまい、慌てて家を出た。 1時間半ほどかけて会場の船橋市民創造館に着く。京成船橋駅に隣接したビルの6階にある会場だ。...

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杉江松恋不善閑居 来年1月19日は木馬亭で「東西浪曲会」!

杉江松恋不善閑居 来年1月19日は木馬亭で「東西浪曲会」!

某月某日 例によって差し迫った原稿があるので午前中で片付ける。7月はまた稼がなければならない目標額を定めたので、進捗率としては5,33%となる。勤務評定としては0.5。 だいぶ遅くなったが浅草木馬亭の7月度定席二日目に。なんとか後半に間に合った。神田陽子さんが出演されていたが、たぶん6、7年ぶりなのではないか。もっとかもしれない。トリは天中軒雲月...

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杉江松恋不善閑居 三代目春日井梅鶯を聴いたことと佐原・武雄書店

杉江松恋不善閑居 三代目春日井梅鶯を聴いたことと佐原・武雄書店

某月某日 起床したら8時を回っていた。若干寝坊気味である。調べたら、まだ間に合うことがわかったので急いで身支度をして外出する。千葉県東庄町に行くのである。 毎年千葉県では、老人クラブ連合主催で「なのはなシニア演芸会」が各地で開かれる。かつては浪曲がトリをとるのが定番で、故・玉川福太郎も呼ばれたことがある。一月半ほどかけて県内をぐるぐる回るのだ。し...

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杉江松恋不善閑居 ミエル川口古本市と玉袋筋太郎さんのこと

杉江松恋不善閑居 ミエル川口古本市と玉袋筋太郎さんのこと

某月某日 午前中に一本インタビュー取材があった。出版社にお邪魔して話を伺う。終わって帰ろうとしたら、その会社の編集者が多数出てきて、名刺交換時間になった。インタビューイを待たせてインタビューアが名刺交換しているというのもなかなか無い図式だと思う。落ち着かなかった。 終わって木馬亭へ。6月の木馬亭定席は代演が多く、この日はトリの天光軒満月さんがお休...

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