立川談四楼
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杉江松恋不善閑居 本日は立川寸志トリ噺五十席&『路地裏の迷宮踏査』のこと
某月某日 午後に編集者が近くまで来てくれて単行本の打ち合わせをすることになっているので、それまでは粛々と仕事をする。その甲斐あって、ここ数日手元で転がしていた原稿がなんとか終わり、担当に送れた。もう一本、レギュラー書評も仕上げて送る。これによって11月末までに稼がなければならない金額への進捗率は40.30%になる。100%は無理かもしれないが、最低ライ...
立川談四楼『七人の弟子』(左右社)出版記念落語会のお知らせ
〈落語もできる小説家〉は、かつて落語立川流真打、立川談四楼さんが、作家としてのデビュー作『シャレのち曇り』(PHP文芸文庫)を上梓したころに打ち出したキャッチフレーズでした。 芸人には余芸として他のことを手がける向きが少なくありません。小説もその余芸の一つに入ります。芸人小説家の肩書きがある方は多いですが、中でも談四楼さんは小説家としても実力派で読み応...
杉江松恋不善閑居 立川談四楼北沢独演会、ゲスト・田辺凌鶴
某月某日 この日まで異常な繁忙期が続いていて、午前中までに四千字の原稿を送らなければならない。本来は「エンタメ丼」の収録予定だったのだが、松井ゆかりさんにお願いして午後にずらしていただき、なんとか書き上げる。この原稿料によって10月中に稼がなければならない金額への進捗率は20.70%に達した。業務評定は0.5。まだまだ遠い。 午後2時から松井さん...
杉江松恋不善閑居 寸志トリ噺50席&松浦四郎若2daysまであと10日
某月某日 ひたすらProjectTHKに没頭する。前日にブレイクスルーを見つけたと思ったが、まだやはり足りないものがあったようで、さらに新しい要素を加えてなんとか動きだした。まだまだ未熟だ。最初から必要なものが全部わかるような書き方ができるといいのだけど。 途中で手を止めて、某所の施設予約をがんばる。その甲斐あってなんとか仮予約ができた。これでお...
杉江松恋不善閑居 11/26は立川談四楼さんの出版記念落語会です
某月某日 午前中に〆切の来ている文庫解説を片付け、さあ、ProjectTHKに本腰を入れてかかれる、と喜び勇んでパソコンに向かったのだが、ぱたりと手が停まった。あれこれとメールが入って気が散るのも一つの理由なのだが、どうもうまく書けない。きちんと煮詰める時間をとらず、とにかく始めてしまったのが悪かったようだ。でもこれは仕方ない。うんうん唸っていたがまっ...
杉江松恋不善閑居 石の上には黙って二年~立川談四楼北沢独演会
某月某日 夕刻から出かけて下北沢の北沢八幡宮で立川談四楼さんの北沢独演会。ゲストがいつもアートスペース兜座の独演会でお世話になっている木村勝千代さんなのである。曲師は広沢美舟さん。終戦記念日ということで戦争の話を、とリクエストがあり「真黒なおべんとう」とネタも決まった。これは行くしかないだろう。 少し早めに着いて、勝千代さんと一緒にテ...
杉江松恋不善閑居 南大沢古本まつりと下北沢・古書明日、下北沢立川談四楼独演会
某月某日 午前中に2本の原稿を書いて送稿。これにて6月末までに稼がなければいけない額までの進捗率は98.25%に達した。あともうちょっと。また、某メディアから今やっている連載以外に加えてもう少し書かないかというオファーをいただいた。ありがたいことで、もちろんお受けする。勤務評定は送稿×2で1.0、自分へのオファーがあったので1.0、合計で2.0というこ...
杉江松恋不善閑居 もう転職はできないので一生ライターでいるしかない
某月某日 前日に続き、一日籠ってお仕事。急ぎのインタビュー原稿が仕上がり、送稿した。もう一つ手がけるも、完成には至らず時間切れとなる。原稿を一本送ったので0.5、また新しい仕事の依頼が三本、これは正確に言うと二本セットが一つと独立した一本の仕事である。これで依頼を貰って3.0。さらに他の人を売り込む営業のアポイントがとれたので2.0。合計で5.5という...
杉江松恋不善閑居 立川寸志、あと974人のお客さんで真打
某月某日 昼から立川寸志さんの落語会。九段下の鶴めいホールで少数限定の会だった。寸志さんはついに真打昇進を目標に動き出した。これから開く特定の会でお客さんに真打認定証を渡し、「本日の口演を聴いて立川寸志を真打にふさわしいと認定しますか」と尋ねる。それで承諾するお客さんは真打認定証に自分の名前を書いて返すという決まりだ。この認定者が千人に到達したら真打昇...
杉江松恋不善閑居 西小山・「ハイカラ商店街まるや」と立川談四楼・玉川奈々福二人会
某月某日 今抱えている仕事。レギュラー原稿×4。イレギュラー原稿×1(解説)。 やらなければならないこと。主催する会の準備×1。 昨日は都内某所にお住いの、浪曲界の生き証人ともいえる方をお訪ねしてきた。当たり前に宮川女左近とか岩崎節子とかの若い頃の写真が出てくるのでどきどきした。お宝の山だ。すぐに辞すつもりでいたのだが、写真...