町中華
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書評の・ようなもの 町中華とはなんだ・その4(終)
(その1) (その2) (その3) (4) 町中華探検隊が僕の町に来るかどうかは知らない。 だから僕なりに、うちの地元の町中華のことを書いておこうと思う。こういうのが町中華だ、というサンプルのつもりである。お断りしておくが、以下のイニシャルは単純なアルファベット順で、まったく店名とは関係ない。もしかすると同じ地元の方は、あ、うち...
書評の・ようなもの 町中華とはなんだ・その3
(その1) (その2) (3) なぜ町中華探検隊に入れてもらうようにお願いしなかったのか。 もし理由があるとすれば、僕にとって町中華通いが、ごくごく私的な性質のものだったから、というものだろう。 僕が頻繁に町中華に行くのは、一人で飯を食うのに適しているからだ。時分どきを外し、ある程度つまみになるものを頼めば、ちびちびビールをのみ...
書評の・ようなもの 町中華とはなんだ・その2
(その1) (2) 趣味や興味を持ったことを仕事に結びつけるのはライターの特権だ。 トロさんはそれがとても上手くて、裁判の傍聴ライターになったり、ネット古本屋を始めたり、とこれまでもいろいろなことをしてきた。季刊レポもその1つで、雑誌が売れなくなっているということに危機感を持ったトロさんが自分でやってみようとして始めたものである。あの雑誌は...
書評の・ようなもの 町中華とはなんだ・その1
(0) 町中華、と言われて僕が即座に連想するのは、松本零士『男おいどん』の主人公、おいどんこと大山昇太が行きつけとしているほぼ唯一の店、佐渡酒造に似た(というかほぼ同一キャラ)店主がひとりで切り盛りしている中華飯店だ。おいどんはここで忸怩たる思いを飲み込むようにしながらラーメンライスを食うのである。 自分自身の思い出に残る町中華といえば生まれた...