立川談四楼
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杉江松恋不善閑居 立川寸志独演会IN立川&書心会
某月某日 朝いちばんで外出して、まずは高円寺の西部古書会館に。書心会の二日目である。西部古書会館の催しとは相性が悪いことが多いのだが、この日は大当たりだった。演芸関係の棚に、玉川良一『タマリョウのぶっちゃけ放談』(弘済出版社)を発見する。玉川勝太郎一門から出た浪曲師だが、ピン芸人としての活動で世に出た。間違いなく師匠勝太郎についても書いているはずなので...
杉江松恋不善閑居 『七人の弟子』出版記念落語会ご来場いただき、ありがとうございました
某月某日 正午に家を出て、都内某所へ「現代の犯罪小説 modern crime club」の収録である。それが終わったら浅草へ。いよいよ立川談四楼『七人の弟子』(左右社)出版記念落語会の当日だ。会場の木馬亭に入る前に、前座さん用のお弁当を三つ買う。談四楼門下の談声さん、公四楼さん、談九さんが働いてくれることになっている。木馬亭には浅草21世紀劇団の猪熊...
杉江松恋不善閑居 立川談四楼『七人の弟子』出版記念落語会は今夜
某月某日 本日はいよいよ立川談四楼出版記念独演会です。 浅草木馬亭にてお待ちしております。18時半開演。 当日券も出せますので、どうぞお気軽にお越しくださいませ。
杉江松恋不善閑居 立川談四楼さんのこと&明日は『七人の弟子』刊行記念落語会
某月某日 日曜日は、ひたすら籠って仕事読書をしていた。夕刻に家族と出かけて近所に新しくできた高級サウナなるものに入ったのが唯一の息抜きである。高級サウナがなんたるものかはよくわからないのだが、入浴着をつけての利用という形だった。80、90、110℃のサウナがあり、あまり得意ではない私はいちばん低い温度のところにもっぱら入った。それでも冷水浴後に立ちくら...
杉江松恋不善閑居 本日は立川寸志トリ噺五十席&『路地裏の迷宮踏査』のこと
某月某日 午後に編集者が近くまで来てくれて単行本の打ち合わせをすることになっているので、それまでは粛々と仕事をする。その甲斐あって、ここ数日手元で転がしていた原稿がなんとか終わり、担当に送れた。もう一本、レギュラー書評も仕上げて送る。これによって11月末までに稼がなければならない金額への進捗率は40.30%になる。100%は無理かもしれないが、最低ライ...
立川談四楼『七人の弟子』(左右社)出版記念落語会のお知らせ
〈落語もできる小説家〉は、かつて落語立川流真打、立川談四楼さんが、作家としてのデビュー作『シャレのち曇り』(PHP文芸文庫)を上梓したころに打ち出したキャッチフレーズでした。 芸人には余芸として他のことを手がける向きが少なくありません。小説もその余芸の一つに入ります。芸人小説家の肩書きがある方は多いですが、中でも談四楼さんは小説家としても実力派で読み応...
杉江松恋不善閑居 立川談四楼北沢独演会、ゲスト・田辺凌鶴
某月某日 この日まで異常な繁忙期が続いていて、午前中までに四千字の原稿を送らなければならない。本来は「エンタメ丼」の収録予定だったのだが、松井ゆかりさんにお願いして午後にずらしていただき、なんとか書き上げる。この原稿料によって10月中に稼がなければならない金額への進捗率は20.70%に達した。業務評定は0.5。まだまだ遠い。 午後2時から松井さん...
杉江松恋不善閑居 寸志トリ噺50席&松浦四郎若2daysまであと10日
某月某日 ひたすらProjectTHKに没頭する。前日にブレイクスルーを見つけたと思ったが、まだやはり足りないものがあったようで、さらに新しい要素を加えてなんとか動きだした。まだまだ未熟だ。最初から必要なものが全部わかるような書き方ができるといいのだけど。 途中で手を止めて、某所の施設予約をがんばる。その甲斐あってなんとか仮予約ができた。これでお...
杉江松恋不善閑居 11/26は立川談四楼さんの出版記念落語会です
某月某日 午前中に〆切の来ている文庫解説を片付け、さあ、ProjectTHKに本腰を入れてかかれる、と喜び勇んでパソコンに向かったのだが、ぱたりと手が停まった。あれこれとメールが入って気が散るのも一つの理由なのだが、どうもうまく書けない。きちんと煮詰める時間をとらず、とにかく始めてしまったのが悪かったようだ。でもこれは仕方ない。うんうん唸っていたがまっ...
杉江松恋不善閑居 石の上には黙って二年~立川談四楼北沢独演会
某月某日 夕刻から出かけて下北沢の北沢八幡宮で立川談四楼さんの北沢独演会。ゲストがいつもアートスペース兜座の独演会でお世話になっている木村勝千代さんなのである。曲師は広沢美舟さん。終戦記念日ということで戦争の話を、とリクエストがあり「真黒なおべんとう」とネタも決まった。これは行くしかないだろう。 少し早めに着いて、勝千代さんと一緒にテ...