落語
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電撃座通信 瀧川鯉津×春風亭昇羊「コイツDEショーYO! #4」20170117
だいぶ時間が空いてしまったので、忘れないうちに1月の電撃座公演の記録をつけておくことにする。 2017年1月17日の「コイツDEショーYO!」は1974年生まれの瀧川鯉津と1991年生まれの春風亭昇羊、前座修業の年季は近いが年齢は一回り以上も離れた凸凹二ツ目コンビによる会の第四弾だ。この日の番組は以下の通り。 雑排 鯉津 河童祭りの...
杉江松恋プロデュース2017年1~2月の電撃座落語公演のお知らせ
2016年もあとわずか。 落語公演に本腰を入れ始めた年でしたが、来年も引き続きがんばってまいります。 直近、2017年1~2月の公演予定は以下のチラシの通りです(お友達に報せる際などは、ダウンロードしてお使いいただいても結構です)。添付のチラシ内容に誤りがあり、現在修正中です。「寸志滑稽噺百席」は2月3日(金)の開催です。 ※公演日のうち1...
マイクロシアター電撃座情報・今後の杉江松恋プロデュース落語会スケジュール【20161209更新】
12/11(日)時間:0時半開場/1時開演(~3時終演予定) タイトル:「オールナイトで談四楼#18」出演:立川談四楼、立川語楼 ※日本で唯一、午前1時に始まる真の「深夜寄席」です。 12/12(月)時間:18時半開場/19時開演(~21時終演予定) タイトル:「三遊亭はらしょう・キャプテン渡辺二人会」 ※ピン芸人のキャ...
BIRIBIRI寄席通信 「若いおじさんの会 中年の星争奪戦」PV完成!
「若いおじさんの会 中年の星争奪戦」のPVができました。 これまでの闘いの推移が5分弱でわかるようになっています。 下記のサムネイルをクリックしてご覧ください。 現在の星取表は、 1位 柳家さん光(権太楼門下)2勝0敗 2位 春風亭柳若(鯉昇門下)1勝0敗 3位 三遊亭鯛好(好楽門下)0勝2敗 同 立...
杉江の読書 岡本和明『小せんとおとき』(角川書店)
「あたしゃねえ、はなしを卸す問屋だよ。三銭でおろしてあげるから、お前さんたちは、そいつを五銭で売るように勉強するんだよ。モトは取れるから……」(古今亭志ん生『びんぼう自慢』) 初代柳家小せんは1883(明治16)年生まれ。父もやはり落語家で、四代目七昇亭花山文から二代目三遊亭萬橘を襲名した。小せんは二ツ目時代に第一次落語研究会に登用されるなど早くから...
BIRIBIRI通信 「志のぽん名工烈伝#2」立川志のぽん 20160928
「志のぽん名工烈伝」は、筑波大学大学院芸術学科修了という異色の学歴を持つ落語家・立川志のぽんさんが、江戸名工伝の数々に挑むことを主眼とした落語会だ。前回7月18日の第1回では左甚五郎伝のうちから「ねずみ」を演じた。第2回は、岩本昆寛を題材とした「昆寛狐」という予告が出た。岩本昆寛は1744(延享元)年生まれで、腰元彫、すなわち刀周りの彫刻を能くした名...
BIRIBIRI寄席通信 「立川さんちの喫茶★ゼンザ」20160928
毎月恒例の落語立川流前座勉強会「立川さんちの喫茶★ゼンザ」は、正式メンバーが3人になったのを機に、今回からリニューアルした。ご存じのとおり立川流では、前座から二ツ目への昇進条件として、持ちネタ50席と歌舞音曲などの課題が定められている。それをこなしていって二ツ目への階梯を上がるための回とし、勉強の成果をお客さんにご覧いただこうということになったのだ(...
BIRIBIRI寄席通信 「コイツDeショーYo! #2」瀧川鯉津・春風亭昇羊ふたり会20160908
瀧川鯉津さんを初めて聴いたのはいつだったかまったく覚えていないのだが、ぱっと見て、武藤敬司に似ているよな、と思った記憶がある。その後で『東西落語家名鑑』を調べたら、出囃子が「グレート・ムタのテーマ」であることを知って笑ってしまった。寄席では本当にあの曲を三味線で弾いてもらって上がるのである。 「コイツDEショーYo!」はその瀧川鯉津さんが落語芸術協会...
BIRIBIRI寄席通信 「若いおじさんの会 中年の星争奪戦第3回」春風亭柳若VS三遊亭鯛好
「若い=入門10年未満」「おじさん=入門時33歳以上」の二ツ目が芸を競い合う会として発足した興行「若いおじさんの会 中年の星争奪戦」の第三弾は、落語芸術協会から春風亭柳若さん(瀧川鯉昇一門)、五代目円楽一門会から三遊亭鯛好さん(三遊亭好楽一門)の出演となった。例によって、会の趣旨及びルールは第1回のレポートを参照のこと。 自由課題1席、テーマ課...
BIRIBIRI寄席通信 「若いおじさんの会 中年の星争奪戦第2回」柳家さん光VS三遊亭鯛好
「若い=入門10年未満」「おじさん=入門時33歳以上」の二ツ目が芸を競い合う会として発足した興行の第二弾である。会の趣旨などは第1回のレポートを参照のこと。 この日の口上トークでちょっとしたハプニングが発生した。本会の参加資格を上記のとおり「入門10年未満だが入門時33以上、かつ現在40代」の落語家として発表していたのだが、柳家さん光さんが実はまだ誕生...